君への想い〜質実〜
これからどうしたい?
何となく聞いてみたかった
君の本音を聞いてみたかったし聞くのは怖くもあった
だけど聞いた所で自分自身の気持ちは固まっていた
君を諦められるはずはない
さっきまでの笑顔が一瞬にして消え
手で顔を覆い隠して深い溜め息を付いた
『どうしましょうか』
鋭い眼差しで僕を見る
軽薄な言葉は吐かない
いつも心の奥に我を隠して僕を想う
『幸せな家庭がありますよね、例え私を失ったとしても生活に何の変わりもないでしょう。私の事なんてすぐに忘れますよ』
言い終えた後君は僕から目を反らした
その横顔がやけに寂しそうだった
電話では感じ取る事の出来なかった君の表情に胸を打たれる
そしてやっぱり君は真面目だ
もっと自分を出してくれていいのに僕の事を考えてそれが出来ない
だけど本当に言いたい事はそんな事ではないと君の横顔を見て思った
『この関係を止めるつもりはない。忘れる事なんか出来ない』
そう言うと君は笑顔も喜びも見せずにまた一つ溜め息を付いた
いつでも側にいれたら幸せとは限らない
ずっと一緒に過ごせばときめきも忘れる事だってある
だからこうして会えない時間を乗り切りやっと会えて
君を隣に感じて幸せだと思える
こんなのもいいじゃないか
君には通用しない理屈だとしても
苦しい制限の中でも君とずっと繋がっていたい
終わりなんて言わないで
君を今失う事なんて出来ないのだから
君にとって全てを手に入れる事は贅沢だとしても
僕には君のいない生活なんて考えられない
何となく聞いてみたかった
君の本音を聞いてみたかったし聞くのは怖くもあった
だけど聞いた所で自分自身の気持ちは固まっていた
君を諦められるはずはない
さっきまでの笑顔が一瞬にして消え
手で顔を覆い隠して深い溜め息を付いた
『どうしましょうか』
鋭い眼差しで僕を見る
軽薄な言葉は吐かない
いつも心の奥に我を隠して僕を想う
『幸せな家庭がありますよね、例え私を失ったとしても生活に何の変わりもないでしょう。私の事なんてすぐに忘れますよ』
言い終えた後君は僕から目を反らした
その横顔がやけに寂しそうだった
電話では感じ取る事の出来なかった君の表情に胸を打たれる
そしてやっぱり君は真面目だ
もっと自分を出してくれていいのに僕の事を考えてそれが出来ない
だけど本当に言いたい事はそんな事ではないと君の横顔を見て思った
『この関係を止めるつもりはない。忘れる事なんか出来ない』
そう言うと君は笑顔も喜びも見せずにまた一つ溜め息を付いた
いつでも側にいれたら幸せとは限らない
ずっと一緒に過ごせばときめきも忘れる事だってある
だからこうして会えない時間を乗り切りやっと会えて
君を隣に感じて幸せだと思える
こんなのもいいじゃないか
君には通用しない理屈だとしても
苦しい制限の中でも君とずっと繋がっていたい
終わりなんて言わないで
君を今失う事なんて出来ないのだから
君にとって全てを手に入れる事は贅沢だとしても
僕には君のいない生活なんて考えられない
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