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星空に咲く4

[633]  きよし  2008-10-19投稿
春が過ぎ空が暗くなるのが少しずつ遅くなってきた。もう夏の始まりか?僕らの距離も瞬く間に縮まっていった。


『夏休みどこ行く?』
『海行きたいよね』


教室の雰囲気も、夏独特の香と賑やかさになっていた。


僕は花火が好きだ。夜空に舞い、地上の人々を明るく照らす。胸に突き刺さるような激しい音もまた夏を感じさせる。浴衣を着て、内輪を片手に出店に回り、ごく普通に祭を楽しむのが好きな、ごく普通な男だった。


今年の夏は新しい仲間と行こうと決めていた。クラスの仲間もそのつもりでいてくれたから。去年までとは違う夏が訪れようとしてた。



女の子?もちろん行くさ。みんな新しい仲間だからね。

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