RING‐リング‐
1.出会い
12月9日 日曜日。毎週日曜日はバイトが休みなのでショッピングをする、杉野羅夢(すぎのらむ)16歳。
この日も、いつものようにショッピングを楽しんでいた。
「うーん…どうしよう…。こっちはアメカジ系で可愛いし、パンク系でカッコいいし……もー!悩むー!」
すると、どこからか、
「いらっしゃいませー!どうぞーごらーんくだっさーい!」
という高らかな声が。
『ヤバ。あのウザ系ショップ店員がこっちに近付いてきているー!逃げなきゃ…あっちだったら大丈夫かな…』
ソロソロと移動を始めた羅夢に気付いた店員。
見られていることに気付いた羅夢。
『…。
ギャー!!しまったぁ!目ェあっちゃったよぉ!!
ヤバい…100%声かけられる!(涙)』
コツコツコツコツ
ヒールの高い音とともに近付いてくる店員。
「そのTシャツ気になっちゃう感じ?うんうん。今みんな可愛いって言ってくれてるぅ 試着する?」
「じゃ…いちお…」
「かしこまりぃ」
「言うほどウザくなかったような…」
試着室の中で、羅夢は思った。そう思った途端に店員の声が。
「あけちゃっていいですか?」
「い、いいですよ」
シャ―――\r
カーテンが開く。
「ガヷイ゙〜〜!!すごいカワイイ〜〜!もう見ただけで男子2人くらいは落とせそうだよぉ!」
「はぁ
じゃあ…買おっ…かな。」
「えーっと…こちら二点で5860円ですね〜…はい、ちょうどいただきま〜す
ありがとぉございましたぁ またおこしくださーい」
チャラーンとドアに付いたチャイムを鳴らしながら店からでてきた羅夢。
『急がなきゃ!』
12月9日 日曜日。毎週日曜日はバイトが休みなのでショッピングをする、杉野羅夢(すぎのらむ)16歳。
この日も、いつものようにショッピングを楽しんでいた。
「うーん…どうしよう…。こっちはアメカジ系で可愛いし、パンク系でカッコいいし……もー!悩むー!」
すると、どこからか、
「いらっしゃいませー!どうぞーごらーんくだっさーい!」
という高らかな声が。
『ヤバ。あのウザ系ショップ店員がこっちに近付いてきているー!逃げなきゃ…あっちだったら大丈夫かな…』
ソロソロと移動を始めた羅夢に気付いた店員。
見られていることに気付いた羅夢。
『…。
ギャー!!しまったぁ!目ェあっちゃったよぉ!!
ヤバい…100%声かけられる!(涙)』
コツコツコツコツ
ヒールの高い音とともに近付いてくる店員。
「そのTシャツ気になっちゃう感じ?うんうん。今みんな可愛いって言ってくれてるぅ 試着する?」
「じゃ…いちお…」
「かしこまりぃ」
「言うほどウザくなかったような…」
試着室の中で、羅夢は思った。そう思った途端に店員の声が。
「あけちゃっていいですか?」
「い、いいですよ」
シャ―――\r
カーテンが開く。
「ガヷイ゙〜〜!!すごいカワイイ〜〜!もう見ただけで男子2人くらいは落とせそうだよぉ!」
「はぁ
じゃあ…買おっ…かな。」
「えーっと…こちら二点で5860円ですね〜…はい、ちょうどいただきま〜す
ありがとぉございましたぁ またおこしくださーい」
チャラーンとドアに付いたチャイムを鳴らしながら店からでてきた羅夢。
『急がなきゃ!』
感想
- 11673: あ [2011-01-16]