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貴方への想い〜砕身〜

[121]  ふく  2008-10-24投稿
貴方からの痛い程の愛を感じる

出来る事なら待ち合わせをした時間へ場所へ戻りたい
もう少しだけ一緒にいたかった
もう少しだけ手を繋いでいたかった
独りになると何故か貴方の顔をはっきりと思い出せない
だったら瞬きもせず
もっと貴方を見ていたら良かった

今日は貴方のいない部屋で独りで寂しく眠らなければならない

次の朝隣に貴方がいなくて切なかった
何だか体がだるい
風邪をひいた
貴方の風邪が移った
何だか妙に嬉しく感じた
可笑しいけど小さな幸せだった
それが愛おしくてたまらなくなった

私は体一杯で貴方を愛している
貴方と再会して実感した
何処かで歯止めを効かせながらも想いは募る

貴方に『私は大丈夫』と嘘を付いても自分自身には嘘は付けない

もうどうにでもなれと開き直る自分がいた

だって始めから分かっていた事
この愛に触れた瞬間
全てが崩壊し始めていた

努力してきた日々を誰も認めてはくれなくても
貴方を想い未来を迎える

次またいつ会えるか分からないけれどそれでも気持ちは色褪せる事はない

どうしてこんなにも貴方を愛してしまったのだろう

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