CROSS DRIVE36[男VS女]
「さすが優希。男子と試合したら力になるよ。」
美咲が喜んでいたが、すかさず拓海が言った。
「女子とやったところでオレらにメリットはない。」すると、白石がしばらく考えて言った。
「じゃあ、男子が勝ったら美咲のチューね。」
その言葉に修司や蓮悟は気合いを入れ始めた。
「何でそうなるのよ――」美咲は言ったものの試合は始まろうとしていた。拓海と女バスのCの宮本杏奈がジャンパーとして出る。
「負けないわよ。タク」
「それで呼ぶな。」
ボールがトスアップされ、拓海が圧倒的な高さで弾いた。
「おっ、やってんな。」
中宮が楽しそうに見ていた。そして亮介を見てつぶやいた。
「大神亮介か・・どんなプレーするか楽しみだな。」大和がボールをつき、形を作る。
「大和・・一体何をするのかしら。」
と、考えていると拓海にパスが渡る。拓海がターンしてシュートに向かうが杏奈がブロックに手を伸ばす。拓海はボールを下げた。
「空中でクラッチ!?」
拓海は杏奈をかわしてダンクを決めた。
「女子でも手加減はしねぇ。全力でいくぞ!!」
拓海の言葉に美咲が驚いて考えた。
「負けられない。この試合・・」
風が体育館を抜けて行った・・・
美咲が喜んでいたが、すかさず拓海が言った。
「女子とやったところでオレらにメリットはない。」すると、白石がしばらく考えて言った。
「じゃあ、男子が勝ったら美咲のチューね。」
その言葉に修司や蓮悟は気合いを入れ始めた。
「何でそうなるのよ――」美咲は言ったものの試合は始まろうとしていた。拓海と女バスのCの宮本杏奈がジャンパーとして出る。
「負けないわよ。タク」
「それで呼ぶな。」
ボールがトスアップされ、拓海が圧倒的な高さで弾いた。
「おっ、やってんな。」
中宮が楽しそうに見ていた。そして亮介を見てつぶやいた。
「大神亮介か・・どんなプレーするか楽しみだな。」大和がボールをつき、形を作る。
「大和・・一体何をするのかしら。」
と、考えていると拓海にパスが渡る。拓海がターンしてシュートに向かうが杏奈がブロックに手を伸ばす。拓海はボールを下げた。
「空中でクラッチ!?」
拓海は杏奈をかわしてダンクを決めた。
「女子でも手加減はしねぇ。全力でいくぞ!!」
拓海の言葉に美咲が驚いて考えた。
「負けられない。この試合・・」
風が体育館を抜けて行った・・・
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