眠れぬ夜は君のせい〜6〜
店を出て車に乗った。携帯を見ると2件メールが来ていた。
『今は徳島です。今日は快晴。青い空、真紀ちゃんも見てるんやろね。』
真紀ちゃん…あの時本当の名前を言っとけばよかった。
真紀ちゃんと呼ばれるたびに胸がズキッと痛む。
でも、ユウキも同じ空を見てたと、私と同じ温かい気持ちだったように思えた。
『俺の電話番号です。よかったら電話下さい。』
ユウキの電話番号だ。
声が聞きたい。
深呼吸をして番号を押した。
『今は徳島です。今日は快晴。青い空、真紀ちゃんも見てるんやろね。』
真紀ちゃん…あの時本当の名前を言っとけばよかった。
真紀ちゃんと呼ばれるたびに胸がズキッと痛む。
でも、ユウキも同じ空を見てたと、私と同じ温かい気持ちだったように思えた。
『俺の電話番号です。よかったら電話下さい。』
ユウキの電話番号だ。
声が聞きたい。
深呼吸をして番号を押した。
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