未来
俺は未来がみえる。
いつからかといえばわからない。でも小さい時からみえてたのは確かで。だってそれが普通の事だと思ってから。
「兄貴!」
弟の響に呼ばれはっとする。
「しっかりしてくれよ。今日は久しぶりに二人でサーカスみるって言ったろ」
「ああそうだな。ゴメン」
もちろんこうなることは知っていた。弟がサーカスに誘う事も、その後サーカスをみて響が大はしゃぎする事も。
「本当久しぶりだなここも」
響は呟いた。子供の頃はよく家からさほど遠くないこのサーカステントへ行ったものだ。いまだ客足も上々だ。サーカスが始まる。
このサーカスは俺の未来でみた通りで進むはずだった。
でも今日は違った。
始まって30分くらい経っていて前ではピエロが綱渡りしている。その時だ。ピエロがいきなり綱から飛び降りた。ピエロは命綱もつけてなかた。
「キャー!!」
誰か女の人が叫ぶ。
ピエロは下に俯せで血を流して動かなかった。
「おい何だよこれ」
響が隣で驚愕している。 俺も何が何だかわからなかった。今まで未来をみてきてそれだけはずれた事なんてなかった。
一度だって。
その時俺の耳というより脳裏に男の子の声がした。
「これが本当の未来だ。これが現実だ。」
「君とまた会いたいね」
サーカステントが大騒ぎしてるなかはっきり聞こえた。俺はわけもわからずただ立ちすくんでいた。
いつからかといえばわからない。でも小さい時からみえてたのは確かで。だってそれが普通の事だと思ってから。
「兄貴!」
弟の響に呼ばれはっとする。
「しっかりしてくれよ。今日は久しぶりに二人でサーカスみるって言ったろ」
「ああそうだな。ゴメン」
もちろんこうなることは知っていた。弟がサーカスに誘う事も、その後サーカスをみて響が大はしゃぎする事も。
「本当久しぶりだなここも」
響は呟いた。子供の頃はよく家からさほど遠くないこのサーカステントへ行ったものだ。いまだ客足も上々だ。サーカスが始まる。
このサーカスは俺の未来でみた通りで進むはずだった。
でも今日は違った。
始まって30分くらい経っていて前ではピエロが綱渡りしている。その時だ。ピエロがいきなり綱から飛び降りた。ピエロは命綱もつけてなかた。
「キャー!!」
誰か女の人が叫ぶ。
ピエロは下に俯せで血を流して動かなかった。
「おい何だよこれ」
響が隣で驚愕している。 俺も何が何だかわからなかった。今まで未来をみてきてそれだけはずれた事なんてなかった。
一度だって。
その時俺の耳というより脳裏に男の子の声がした。
「これが本当の未来だ。これが現実だ。」
「君とまた会いたいね」
サーカステントが大騒ぎしてるなかはっきり聞こえた。俺はわけもわからずただ立ちすくんでいた。
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