そうなのよ、私「学業」に一時期、専念していたのよね。
だから、普通〜に中一くらいの問題は悩まず解けるくらいの学力はあったわけで。
しかも、「学業」に力を入れ始めた頃、周りに助けてもらいつつ 勉強の仕方を教えてもらったりしてたから、
特技の「丸暗記」だけに頼る事なく、きちんと実力を付ける事も出来ていたようなのよ。
メキメキ成績が良くなったのもそのせい。要領がつかめるようになってたから、結果が出たっていう・・・。
でも、試験受けなきゃならないからだし。
子供だから、そこそこ頑張って親にもほめられたい。だから、自分のスキルアップの為の「学業」じゃなかった。
だって、テストの点は気になったけど、成績表や学年順位なんて気にしたことなかったもん。
だから、私の書くところの成績が良くなった、は単にテストの点の事だけです。総合的なトコまで考えが行き着いてなかったのよ。
ま、それも、十分馬鹿な子だと思いますが。

そもそも、入試における自分の中学のレベルも知らなかったから。
その時、サラッとツルッと解答埋めた自分に、
「あら？」っと思うのも仕方なく。
何が起きたかわからなかった。ま、でも。
多分、合格する事はないだろうと。勝手な、自己判断。で結局、合格。
周りからみたら、「お馬鹿女子校」だったかもしれないけど。
そこを一生懸命勉強して受験してる子もいたと思う。その子達からすれば本当失礼なお話だよね。

でも、私には私の都合があって、カタチだけでも試験を受けないわけにはいかなかった。
今の私（30ちょい主婦）としては。
その時の親にも、心配してくれてた担任にも、私が合格した事で枠から落ちてしまった子にも、
エラソーだけど、申し訳ない気持ちで一杯だよ。
謝らないけど。
もう・・・謝れないけどね・・・。

だから、合格通知来た時に、「ギャーー」でしたよ。アワワッて。
私立だから、公立に比べれば入学金やら、授業料やらが高いわけで。
裏目に出ました。
親はそれでも喜んでくれて、アワワ状態の私に目もくれず、何とかお金を工面して入学金を振込んでくれて、
制服だのカバンだのと準備を進めて行った。
そしたら、今度それを無駄にするわけにはいかなくなった。
自分がちゃんと卒業しなきゃ、無理してでもお金出してくれた親に申し訳なくて。

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