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秘密−5−

[881]  YU  2008-10-28投稿
…フッ
景色は見慣れた部屋、いつもと違う嫌な汗をかいていた。なんだろう…意識がとんでいる間になにかおきている‥隆史(たかふみ)は隣に立ってじっと前を見据えている。視線の先を見て私は息をのんだ‥顔の半分が崩れ落ち、表情は苦痛でよがんで見える男がじっと私と隆史を交互に見ていた。
<ヤバイ…>
…… 声が出ない‥
<もっていかれそうだ>
『どうしたの?』
声が駄目なら、、頭の中で話しかけてみた。
<ウッ!>
男はニヤリと笑った。
<見つけましたよ?。>

隆史が一歩、また一歩‥ふらつきながら男の方に行こうとしている。
『駄目!隆史、行っちゃ駄 目だよ!』
この男は危険なんだ!私の何かがそう言ってる。
私の言葉に隆史の足が止まった。

男の視線が私に移った。

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