サイン〜第一章〜?
…バシッ!…バシッ!
「みっちゃん、試合明日なんじゃしそろそろあがろうや」
「よっしゃ!じゃあラスト真っすぐ、藤村の膝元!」
昇は体を縮めて左打者の内角低めいっぱいにミットを構える。
シュッ…バシィッ!!
「オッケー!ナイスボール!セカンドゴロじゃわ」
「バカ野郎!今のは空振り三振だろ」
オレの名前は本山道一(もとやまみちひと)。一応この瀬田中学ではエースだ。
親が言うには赤ん坊の頃から野球のボールでばかり遊んでたらしい。
確かに自分でも小さいときから野球をして遊んでいる記憶しかない。
そんなガキの頃コイツ、栗原昇(くりはらのぼる)に出会った。
いつものように近所の河川敷で一人、壁当てをしていると
「キャッチボールしようや」
オレも大きい方ではなかったが、オレより一回りくらい小さい体の昇が、澄んだ笑顔で話しかけて来た。
その笑顔には何かイヤと言わせない力みたいなものがあるのか、人見知りのオレだったがすんなり受け入れてしまった。
それがきっかけで、毎日のようにオレらはその河川敷でキャッチボールをした。
「みっちゃん、試合明日なんじゃしそろそろあがろうや」
「よっしゃ!じゃあラスト真っすぐ、藤村の膝元!」
昇は体を縮めて左打者の内角低めいっぱいにミットを構える。
シュッ…バシィッ!!
「オッケー!ナイスボール!セカンドゴロじゃわ」
「バカ野郎!今のは空振り三振だろ」
オレの名前は本山道一(もとやまみちひと)。一応この瀬田中学ではエースだ。
親が言うには赤ん坊の頃から野球のボールでばかり遊んでたらしい。
確かに自分でも小さいときから野球をして遊んでいる記憶しかない。
そんなガキの頃コイツ、栗原昇(くりはらのぼる)に出会った。
いつものように近所の河川敷で一人、壁当てをしていると
「キャッチボールしようや」
オレも大きい方ではなかったが、オレより一回りくらい小さい体の昇が、澄んだ笑顔で話しかけて来た。
その笑顔には何かイヤと言わせない力みたいなものがあるのか、人見知りのオレだったがすんなり受け入れてしまった。
それがきっかけで、毎日のようにオレらはその河川敷でキャッチボールをした。
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