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AIT#23

[474]  速見  2008-10-29投稿
「なっなんだって!?リスターさん?」

ダルはリスター警部の言っている言葉が信じられなくてリスター警部の目を見た

「なっ何故僕らが逮捕されないといけないんですか!?」

エドもダルの後に言うが、2人は明らかに動揺していた

それもそのはずだ、タダでさえ一般人である2人はいきなりM.Tを拉致されて命懸けの勝負を挑まれて、今さっき勝利したばかりで“逮捕する”と言われたのだ。動揺しない方がおかしい

「僕らはただ……」

エドは、動揺しながらもすぐに弁解しようとするが

「じゃあなんだ?そっちの子が持っているのは爆弾じゃないのか?」

大統領がすぐさまダルが持っていた爆弾を指摘する

「こっこれは……!」

ダルが説明しようとした瞬間

(犯人は常に俺らの行動が分かっていた。もしかして今この場にもいるかもしれない。今までの事を話したらM.Tの命が……)

M.Tが脳裏に浮かんで何も反論が出来なかった

エドも同じ答えに行き着いたみたいで何もいわなかった

「ほらみろ!連行したまえ。これで私も安心して予定を消化出来るよ」

大統領が鼻を鳴す

こんな時になんだが想像していた大統領とイメージが違う


「そう言う事だ。本当にすまないが署へ来て貰うよ」

リスター警部は、そう言うとダル達からすぐに目を話して部下に指示する

(くそっ!!こんな事になるなんて)
(これじゃM.Tが!!)

2人に焦りが生じるが、今は何もしない方が得策かもしれなかった

そのまま2人はパトカーに乗ってウリグスタウンの警察署まで連行された

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