未来3
翌朝響に電話した。家にいるか心配だったのだ。
「響ちゃんと家にいるか?」
「えっ?何言ってるの。今日仕事だよ」
何?昨日は休みだって言っていた。またもや未来が変わっている。
「今どこだ」
「会社に向かってる」
ブチッ!
電話を切った。はやく響のところへ行かなくては。きっとあの交差点に響は来る。俺は家を飛び出した。ベルトに拳銃を挟ませて。交差点はさほど遠くなかった。人が蟻のようにうごめいている。
「響ぃ!」
大声で叫ぶ。周りの人々が何事かとみてくる。そこで後ろから肩を叩かれた。はっとして後ろをみるとそこには響がいた。
「何騒いでんだよ。恥ずかしいだろ」
小声で言った。
「昨日家にいろって言ったろ」
俺は辺りを気にしながら言っていた。
「そんな事言わなかったよ。今日の兄貴変だ」
やはり昨日の会話を忘れている。響は笑っていた。昨日の事など忘れている様に。やばい。きっとすぐにフードをかぶった青年が響を刺しに来る。
来た!
昨日みた未来の通りにフードをかぶった青年だ。顔はみえない。走りながら俺達に近づいてくる。やるしかない。俺はベルトから拳銃を取り出し構えた。なおも青年は近づいてきた。
「響ちゃんと家にいるか?」
「えっ?何言ってるの。今日仕事だよ」
何?昨日は休みだって言っていた。またもや未来が変わっている。
「今どこだ」
「会社に向かってる」
ブチッ!
電話を切った。はやく響のところへ行かなくては。きっとあの交差点に響は来る。俺は家を飛び出した。ベルトに拳銃を挟ませて。交差点はさほど遠くなかった。人が蟻のようにうごめいている。
「響ぃ!」
大声で叫ぶ。周りの人々が何事かとみてくる。そこで後ろから肩を叩かれた。はっとして後ろをみるとそこには響がいた。
「何騒いでんだよ。恥ずかしいだろ」
小声で言った。
「昨日家にいろって言ったろ」
俺は辺りを気にしながら言っていた。
「そんな事言わなかったよ。今日の兄貴変だ」
やはり昨日の会話を忘れている。響は笑っていた。昨日の事など忘れている様に。やばい。きっとすぐにフードをかぶった青年が響を刺しに来る。
来た!
昨日みた未来の通りにフードをかぶった青年だ。顔はみえない。走りながら俺達に近づいてくる。やるしかない。俺はベルトから拳銃を取り出し構えた。なおも青年は近づいてきた。
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