本来の自分をその時ちゃんと出せていたバイト先は、ん〜・・・。
自分以外は男だった。

別に、いい顔？しなくてもっていうか、自宅にいるのと変わらない感じでいられただけ。
極端だけど、（マナーとしてどうかは、とりあえず別として。）
彼らの前で、屁もすりゃ鼻もほじる。で、鼻血を出せばティッシュを鼻に詰めて歩いてた。
し、寝癖が直りきってなかったりボロいキャラＴ 着ていたり。
とにかく、年頃な女の子なら男の前ではしない？（いや、年頃じゃなくてもしない）事が平気だった。んだよね。

そんな私だったのに好きになってくれた、彼・・・・（旦那）って何？
マニア？（笑）
モサモサだったからこそ「濃〜いキス大作戦」の時に、彼はビックリしたみたい。
周りは男ばっかだし、それまではいろいろ話を聞いていたのに、
突然自分にも何も話をしてくれず、私がトンチンカンな姿を披露してたから「何があった？」って思ったらしい。

そりゃ、思うわ。間違いなく（笑）でも、それでも彼がいてくれたから、
今の私があって。

嘘ついてた私を見放さずに今でも付き合ってくれてる友達がいてくれてるから、今の私がいる。

そういう事に気付いたのは。高校を卒業して社会人になってからだった。

結局ね、私のついた嘘はバレたの。卒業してからだったけれど。
しかも、私自身がバラしちゃったような感じ。
つじつまの合わなさを、さらにつじつまの合わない嘘をかぶせてごまかそうとしたのがきっかけ。

総スカンっていうの？
自分が当初思っていた、
「卒業すれば、バラバラになって・・・」のくだりが実際に私の嘘がバレた事で起きただけ。
でも、それだけ友達っていうつながりを軽くみて嘘をつき続けた私への罰だと思った。
罰が当たったんだって。
自分が招いた事だけど、そうとうキタ。
めっちゃめちゃ、孤独感に襲われて。八方塞がりっていうか、
どっちに行けば自分がまともに前を向いて歩いて歩いていけるのか、本当にわからなくなった。

自業自得です。
ただ、職場と自宅を行き来するだけの毎日。
職場で知り合った人達との付き合いはあったけれど、（さすがに、職場で自分を偽ったりはしなかったです・・・）
職場での事、不安な事とかを同じ視野で分かち合う友達はいない。

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