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時渡り

[538]  名無し  2006-06-16投稿
23世紀の東京にある博物館。ここに誰も知らない訪問者が現れた・・・・そう私だけが彼を知っている・・・・あれは、雪が降る日の事だった・・・・私は事務の仕事を終え帰ろうとしていた・・・・
雪が降る12月3日、誰もいない事務室で佐藤信二は残業をしている。
信二は時計を見て
「もうこんな時間かぁ、帰るかな」
そう言い帰り支度をしていると、目の前が光り始めた。光りは徐々に人の形になり、光りが消えると一人の男が現れた。
こうして彼と私が出会った。
信二は自分の目を疑った。突然目の前が光り、人が現れたのだ。何がなんだか訳がわからず、反射的に机に隠れた。
(いきなり、誰だよ・・・・)

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