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RING‐リング‐2

[194]  ゆきんこ☆  2008-11-02投稿
『図書館行って急いで本返さなきゃ!』

チャラーンとドアに付いたチャイムを鳴らしながら店からでてきた羅夢。

急ぎ足であるいていた。

‐図書館‐

「みんなが言うほどウザくなかったケドなぁ…」

偶然かなぁなどとブツブツ喋ってると、

「館内では、お静かにしてくださーい」

と注意されてしまった。

「あっスンマセン…」

すると、羅夢のひじがコンッと並んでいる本にぶつかった。
そしてその本は隣りにいた男性にもぶつかった。

「痛って…」
「すみません!ボーッとしてて…」

拾いながら謝り、顔を上げると美少年が立っていた。
『うっわ…
美少年だなぁ…』

これが二人の運命の出会いだったのだ。

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