僕と彼女の92日 3
そう
あの日、僕はまた近所のマッサージ屋に行った。
当然、お客さんなので嫌かられはしないだろうが
週一ペースは早くなかったかと、今は思う。
そして、運命のあの日、初めて彼女にマッサージをしてもらった日
そんな日が今の1人で過ごす事は寂しいと思うようになるきっかけの日になったんだ。
店に着き、コースを決め
担当が彼女だと分かり
かなり胸を踊らせていた。
そこでした話は他愛も無い話しだ。
そこで、年齢が同じな事
友達や親にマッサージをしてあげていること
お店で最年少で店長をやっていること
…彼氏と最近別れた事を聞いた。
そのマッサージが終わった頃には店も終わりで
この後、予定が無く帰るだけと事前に聞いていたので
いつものように、飯に誘っていたんだ。
彼女は何気なくオッケーした。
断られるかもと思っていたので
かなり安心した。
この時の事を彼女からの最後の手紙ではこう記されている。
「最初は軽いヤツだなーって思った。」
その通りだと、今でもそう思うよ。
そう思うよ。
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