携帯小説!(PC版)

トップページ >> ファンタジー >> 西の国〜縛られた鎖〜 9

西の国〜縛られた鎖〜 9

[242]  Heart  2008-11-04投稿
〜ハイドがむかつく…〜
ケインはベッドに寝転がりなが舌打ちをした。
〜友人としてはアカネとハイドの交際を祝ってやらないと…でも、俺には無理だな…〜
ケインは寝返りをしながら布団に潜った。

「俺は最低だ…」

今日の朝は最悪の目覚めだった。朝からハイドと出会ってしまった…。
ハイドがいろんな話しを振ってくるが、俺は相づちしかしてない。
「ケイン具合でも悪いのか?」
「いや…」
「そっか…」
それっきりハイドも話さなくなった。
話しかけられるのも嫌だが沈黙も嫌だった。
「ハイド…何でそんなに明るいんだ?戦争が起きてるんだぞ!」
「戦争だからって暗くなる必要ないだろ。」
「そっか…またな。」
「あっ、おい」
ハイドを置いて走り出した。ハイドが追いかけてくる様子は無かった。

戦争のなんてどうでもよかった。ただハイドからアカネと付き合ってるって一言言って欲しかった。
その一言で吹っ切れと思ってたからだ…

「くそぉ〜!!」
気づけば叫んでいた。

〜俺は何がしたいんだ…〜

いつの間にか涙が零れていた。街の中なのに物音一つ聞こえなかった。

感想

感想はありません。

「 Heart 」の携帯小説

ファンタジーの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス