西の国〜縛られた鎖〜 9
〜ハイドがむかつく…〜
ケインはベッドに寝転がりなが舌打ちをした。
〜友人としてはアカネとハイドの交際を祝ってやらないと…でも、俺には無理だな…〜
ケインは寝返りをしながら布団に潜った。
「俺は最低だ…」
今日の朝は最悪の目覚めだった。朝からハイドと出会ってしまった…。
ハイドがいろんな話しを振ってくるが、俺は相づちしかしてない。
「ケイン具合でも悪いのか?」
「いや…」
「そっか…」
それっきりハイドも話さなくなった。
話しかけられるのも嫌だが沈黙も嫌だった。
「ハイド…何でそんなに明るいんだ?戦争が起きてるんだぞ!」
「戦争だからって暗くなる必要ないだろ。」
「そっか…またな。」
「あっ、おい」
ハイドを置いて走り出した。ハイドが追いかけてくる様子は無かった。
戦争のなんてどうでもよかった。ただハイドからアカネと付き合ってるって一言言って欲しかった。
その一言で吹っ切れと思ってたからだ…
「くそぉ〜!!」
気づけば叫んでいた。
〜俺は何がしたいんだ…〜
いつの間にか涙が零れていた。街の中なのに物音一つ聞こえなかった。
ケインはベッドに寝転がりなが舌打ちをした。
〜友人としてはアカネとハイドの交際を祝ってやらないと…でも、俺には無理だな…〜
ケインは寝返りをしながら布団に潜った。
「俺は最低だ…」
今日の朝は最悪の目覚めだった。朝からハイドと出会ってしまった…。
ハイドがいろんな話しを振ってくるが、俺は相づちしかしてない。
「ケイン具合でも悪いのか?」
「いや…」
「そっか…」
それっきりハイドも話さなくなった。
話しかけられるのも嫌だが沈黙も嫌だった。
「ハイド…何でそんなに明るいんだ?戦争が起きてるんだぞ!」
「戦争だからって暗くなる必要ないだろ。」
「そっか…またな。」
「あっ、おい」
ハイドを置いて走り出した。ハイドが追いかけてくる様子は無かった。
戦争のなんてどうでもよかった。ただハイドからアカネと付き合ってるって一言言って欲しかった。
その一言で吹っ切れと思ってたからだ…
「くそぉ〜!!」
気づけば叫んでいた。
〜俺は何がしたいんだ…〜
いつの間にか涙が零れていた。街の中なのに物音一つ聞こえなかった。
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