携帯小説!(PC版)

promise

[332]  2008-11-06投稿
目の前で過ぎ去っていく人影も

実際起こっている多勢な暴力も


このわずかに残る痛みも全て






雑草が囁く吹き抜ける音を聴くと何もかもが無くなった気がした






ねぇ、

あんたの痛みって誰にも言えない事?


言っても意味がないものなの?

それって本当に?





問い掛けてくる人間の本当は
結局自分を判ってもらいたくて仕方がないんだ

それを知ってゆく程
あんたはうんざりしたんだろう

嫌な部分が目について離れなかった"そうは絶対ならない"



だから
あんたを責めてるんじゃないよ

それでいいんだと僕が答えたのは

あんたがそうだと思っていたから


何度だって言うよ

あんたがこうだと意志を持って選んだ答えなら
例えそれが間違っていたとしても




その行動は全て間違っていないと約束しよう

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