初めての恋…16
パク、パクン。
さっきから無言で二人ともアイス食べてる…
なんて言えばいいかな?この様子だと聞いたみたい…彼氏の事。
「白井…?」
「あ、はいっ」
「それ食ったら熱上がる前に寝た方がいいよな…」
…え?報告とかなし?何?アイスを食べさせにわざわざ…?
違う…か。
彼氏がいてもいなくても佐藤は言いにくいよね。
私の気持ち考えてくれてるんだ。
きっと、彼氏はいないんだね。
いたら、佐藤こんな冷静じゃないと思う。
「あ、ありがと。」
「へ?」何が?って顔してる…。
「愛さん、彼氏いなかったんでしょ?
私の事、考えて言わないとか…
あは、勝手な想像だけど。」
…自意識過剰っぽくて照れる。
「…いたよ。」
私は自分の耳を疑う。「えぇ?嘘…
なんで、佐藤はそんなに冷静なの?」
「振られるの前提で告白したんだもん、分かってたから…」
「でもっ!!好きって言った、愛さん。どうして、彼氏がいるのに…」
あぁ、イライラする。一番私が悔しくて、興奮してる。
佐藤を愛さんに渡したくない!!
でも、佐藤を傷つけて欲しくもなかったのに!!
「彼氏と上手くいってないんだって…
で、俺の事も好きだからって…
キープだな。」
佐藤はため息をつく…
どうして…?
何?キープって。
私は佐藤が好きなのに…
一番好きな人がいればいいじゃん。
どんな理由があるかわからないケド、私は?
私の気持ち…
佐藤の事がこんなに好きなのにっ。
一番大好きな人が振り向いてくれない私。
「い…や、こんな諦め方嫌。わ、私。
こんなに佐藤の事好きで…」
止まらない涙も言葉も…
「佐藤が私の事なんとも思ってないのわかってるケド…悔しい。
傷ついて欲しくない。愛さんに渡したくない。」
「白井…。」
「私じゃダメ…?」
勝手だ、私。
さっきまで、愛さんに彼氏がいて、佐藤とは付き合ってほしくないって思ってたのに…
こんなんじゃ、好かれる所か、嫌われる。
「白井…」
佐藤が私を強く抱き締める。
「さと…う?」
佐藤の顔が近寄ってくる…
「あっ」
私は目を閉じた。
触れ合う唇。
何度も何度もキスをした。
その度に胸の中で音がする。
好き…佐藤。
もう、あなたしか見えないの。
苦しい気持ち…
だけど、
私、佐藤とひとつになりたい…
さっきから無言で二人ともアイス食べてる…
なんて言えばいいかな?この様子だと聞いたみたい…彼氏の事。
「白井…?」
「あ、はいっ」
「それ食ったら熱上がる前に寝た方がいいよな…」
…え?報告とかなし?何?アイスを食べさせにわざわざ…?
違う…か。
彼氏がいてもいなくても佐藤は言いにくいよね。
私の気持ち考えてくれてるんだ。
きっと、彼氏はいないんだね。
いたら、佐藤こんな冷静じゃないと思う。
「あ、ありがと。」
「へ?」何が?って顔してる…。
「愛さん、彼氏いなかったんでしょ?
私の事、考えて言わないとか…
あは、勝手な想像だけど。」
…自意識過剰っぽくて照れる。
「…いたよ。」
私は自分の耳を疑う。「えぇ?嘘…
なんで、佐藤はそんなに冷静なの?」
「振られるの前提で告白したんだもん、分かってたから…」
「でもっ!!好きって言った、愛さん。どうして、彼氏がいるのに…」
あぁ、イライラする。一番私が悔しくて、興奮してる。
佐藤を愛さんに渡したくない!!
でも、佐藤を傷つけて欲しくもなかったのに!!
「彼氏と上手くいってないんだって…
で、俺の事も好きだからって…
キープだな。」
佐藤はため息をつく…
どうして…?
何?キープって。
私は佐藤が好きなのに…
一番好きな人がいればいいじゃん。
どんな理由があるかわからないケド、私は?
私の気持ち…
佐藤の事がこんなに好きなのにっ。
一番大好きな人が振り向いてくれない私。
「い…や、こんな諦め方嫌。わ、私。
こんなに佐藤の事好きで…」
止まらない涙も言葉も…
「佐藤が私の事なんとも思ってないのわかってるケド…悔しい。
傷ついて欲しくない。愛さんに渡したくない。」
「白井…。」
「私じゃダメ…?」
勝手だ、私。
さっきまで、愛さんに彼氏がいて、佐藤とは付き合ってほしくないって思ってたのに…
こんなんじゃ、好かれる所か、嫌われる。
「白井…」
佐藤が私を強く抱き締める。
「さと…う?」
佐藤の顔が近寄ってくる…
「あっ」
私は目を閉じた。
触れ合う唇。
何度も何度もキスをした。
その度に胸の中で音がする。
好き…佐藤。
もう、あなたしか見えないの。
苦しい気持ち…
だけど、
私、佐藤とひとつになりたい…
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