携帯小説!(PC版)

トップページ >> ファンタジー >> ソードメーカー14―?

ソードメーカー14―?

[452]  いっと  2008-11-06投稿
「そうでしたね…何せ、時々遊びに来ると、よくミリスに手を引っ張られながら、外に遊びに行ってましたし…」
サリアは当時のミリスとロイを思い出して、笑顔を浮かべた。
「ええ。…あの頃が、ロイにとって…いや、私たち家族にとって一番幸せな時期だったかもしれないですね…」
「…兄さん、もしかして…リアちゃんの事で…?」
セイルは緊張したような表情で、ライルを見た。
「…リアは、病気で亡くなったのではない。お前の息子、アゼル君と同じように…火に焼かれて亡くなった」
「!」
「!」
ライルの言葉に、二人は思わず絶句した。
窓から漏れ出てくる夕日の光は、いつの間にか暗い闇へと変わり、家の中を黒く塗り潰していった。

「夕日が沈んでいくな…」ロイは部屋の中で沈む夕日を見て、呟くように言った。
「…あんたって、そんなロマンチストだったっけ?」「うわあっ!」
突然後ろから声を掛けられ、ロイは飛び上がらんばかりに驚いた。
「な、何だ、ミリス姉ちゃんか…驚かさないでよ」
「…あのねえ、さっきからここにいたでしょうが。何さっきからボケッとしてるのよ。ロイ」
ミリスは呆れたような表情で、一つ小さく息を吐いた。

感想

感想はありません。

「 いっと 」の携帯小説

ファンタジーの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス