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眠れぬ夜は君のせい〜12〜

[453]  ユーリ  2008-11-06投稿
その瞬間、ゆうすけは大笑いしてお腹を抱えた。

『久美子ちゃん、可愛いなあ…ほんまに。』

話の流れでそう言われ改めて緊張した。

こんな整った顔立ちの男前に可愛いなんて言われたら…ドギマギする。

舞い上がる気持ちをグッと堪えてあえて普通の顔をした。

『俺、明日の朝も一回波乗りしてから京都帰るわ。』

ゆうすけはテトラポットを先に降りて私に両手を差し伸べた。

『いや大丈夫、1人で降りれまする…あっ間違った!』

ドギマギがピークに達している私。

その時ゆうすけは私を下から抱きしめた。


心臓が止まるかと思った。

鼓動が早くなって、息が詰まりそう。







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