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眠れぬ夜は君のせい〜13〜

[432]  ユーリ  2008-11-06投稿
ゆうすけに抱きかかえられテトラポットを降りた。

フッとゆうすけの匂いがした。

甘くて、スパイシーでとても心地いい香り。
こんな香りのする男今まで知らなかった。


そのまま手を繋いで車まで戻った。

まだ一緒に居たい、ずっとこのまま。

勇気を振り絞って言った。

『まだちょっとだけ、一緒に居てもいいですか?』

『俺も一緒のこと言おう思ってた。』

私逹は初めてキスをした。

キスをしてはお互いを見て笑って、またキスをした。

何度も何度もキスをした。






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