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Determination

[130]  ハル  2008-11-07投稿
俺は何度思っただろう。
残された時間がわかっていたのなら、きっと君を泣かせたりしなかったのに‥
俺は思う。君の幸せが俺の幸せだと。
君を守りたかった。

6年前〜4月〜

俺は親父の母校でもあるM高に入学した。
とくに夢をもって入ったわけでもなく‥
まだ見ぬ未来にどこか期待したかった。
そんな時、結衣に出会った。腰まである長い髪、ぱっちりな目、透けるような白い肌。そんな結衣は目立っていた。
「結衣〜♪まだ悠を待ってたの?」
「うん。先帰ったのかな?」結衣と話してるのは、一瞬男?と間違えるような女だった。
「小林先輩なら美知と帰りましたよ〜」
そう言いながらニタニタしてんのは、俺と同じクラスの富田だ。
「なんで美知と?‥」
結衣はそれ以上口には出さず、帰っていった。
「お〜、一緒帰ろうぜ!」
「富田、あの子知ってんの」俺はすかさず富田に聞いた。
「3年の中村結衣。3年の小林悠と付き合ってんだよな〜」

中村結衣。

俺は何度も心で呼んだ。

この時はこれから起こることなんか、想像もつかなかった。

二週間ぐらいたって、クラブの時間になった。全学年が選択して行う授業がクラブ。俺は抽選で外れて音楽クラブになった。
2階の奥が音楽室。

近づくとピアノの音。
結衣だ。
結衣がこの間の友達とピアノを弾いている。
結衣も同じクラブ!?
「あっれ〜遥斗もここ〜」

この声は富田!
「トミー(←富田の事)も一緒だあ♪」
結衣の友達が富田の腕に手をまわした。
「涼子っちと同じにしたんだあ♪♪」
富田のテンションがマックスになってる。
「こいつ、遥斗〜」
突然、富田に紹介され、
「ども。」
「涼子でぇす♪で、こっちが結衣でぇす♪」

結衣が近づいてくる。
「遥斗くん、よろしくね!」「よろしく!」
結衣と話した最初の日。
笑顔の結衣がいた。

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