空の向こう側 ?
ドアの向こうには
雄介と亜季ちゃんが
いる。
何だかもめている…。
あたしのこと…
でしょ…?
「…雄介クン。」
「………亜季」
「今ここで、キスして」
「はぁ?人ん家の前でそんなこと…」
「じゃあ、端樹先輩に言うよ?」
「…わかったよ」
また涙があふれた。
きっとドアの向こうで
雄介と亜季ちゃんは
キスをしてる。
ガチャッ
鍵を閉めて、真っ暗なリビングに行こうとした。「柚希!!」
もぅ雄介の声には
答えない。
終わりなんだよ。
亜季ちゃんが
いるでしょ。
「開けろよ!柚希!」
…もぅいいから
名前呼ばないで。
雄介が「柚希」って
呼ぶたびに
辛くなるの。
「もぅやめてよ!雄介クン!!柚希ちゃんは嫌がってるんでしょ?…それにあたしがいるよ?」
「柚希!!」
呼ばないで。
「雄介クン!!あたしと柚希ちゃんどっちが好きなの!?」
「…柚希だよ」
「雄介クン…?」
「俺が好きなのは…柚希だよ…」
嘘でしょ。
何言ってるの。
亜季ちゃんが
可哀相じゃん。
「雄介クン…さよなら」
「とっとと帰れよ」
「…?雄介クンのバーカ!!」ガチャッ…
「柚希…」
「雄介ぇ……」
辛くても悲しくても
好きでいた。
諦めるなんて
ただの口実だから。
「フン。別にいいわよ。だけど…あの子だけは許さないわ…」
好き。好きだよ。
ごめんね。雄介。
あたしはまったく
知らなかった。
後で亜季ちゃんからの
復讐があるなんて……
雄介と亜季ちゃんが
いる。
何だかもめている…。
あたしのこと…
でしょ…?
「…雄介クン。」
「………亜季」
「今ここで、キスして」
「はぁ?人ん家の前でそんなこと…」
「じゃあ、端樹先輩に言うよ?」
「…わかったよ」
また涙があふれた。
きっとドアの向こうで
雄介と亜季ちゃんは
キスをしてる。
ガチャッ
鍵を閉めて、真っ暗なリビングに行こうとした。「柚希!!」
もぅ雄介の声には
答えない。
終わりなんだよ。
亜季ちゃんが
いるでしょ。
「開けろよ!柚希!」
…もぅいいから
名前呼ばないで。
雄介が「柚希」って
呼ぶたびに
辛くなるの。
「もぅやめてよ!雄介クン!!柚希ちゃんは嫌がってるんでしょ?…それにあたしがいるよ?」
「柚希!!」
呼ばないで。
「雄介クン!!あたしと柚希ちゃんどっちが好きなの!?」
「…柚希だよ」
「雄介クン…?」
「俺が好きなのは…柚希だよ…」
嘘でしょ。
何言ってるの。
亜季ちゃんが
可哀相じゃん。
「雄介クン…さよなら」
「とっとと帰れよ」
「…?雄介クンのバーカ!!」ガチャッ…
「柚希…」
「雄介ぇ……」
辛くても悲しくても
好きでいた。
諦めるなんて
ただの口実だから。
「フン。別にいいわよ。だけど…あの子だけは許さないわ…」
好き。好きだよ。
ごめんね。雄介。
あたしはまったく
知らなかった。
後で亜季ちゃんからの
復讐があるなんて……
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