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おもいでの町

[167]  Hayami  2008-11-10投稿
ピリリリ!

目覚ましの音で目が覚める。

いつもと、変わらない一日の始まりだ。

そんな、毎日に嫌気がさしていた私、神崎舞(27)

就職し、実家を出て、一人暮らしを初め、もうすぐ9年になる。

そんな日々を過ごしていた。ある日、いつも通り仕事から帰って来ると、ポストに一通の手紙が入っていた。

差出人は、母親からだった。

「そういえば、最近、連絡してなかったな」と呟き手紙を開けてみる。

元気ですか?時間がある時に、帰っておいで。
内容はこれだけだったが今の舞には、どんな、言葉より、暖かみのある一言で、思わず、涙を浮かべてしまった。

続く

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