携帯小説!(PC版)

時計

[506]  2006-06-17投稿
 うちの時計、止まったままやねん。心の時計、止まったままやねん。
12月25日のあの日から、止まったままやねん。カノちゃん、幸せやったかな〜・・・・。

 毎日つらくて、うち、泣くしかなかった。クラスのきらわれもんやってん。カノちゃん、うちの事、きしょいとかゆって、いじめんかった。うちの、大の親友やった。でもな、新しい転入生来て、また、その子使ったいじめがあってな、苦しい思いしてな・・・。それでも、カノちゃんは、そばにおってくれた。何があってもな。冬休み入って、カノちゃんから、電話あってん。そっちの家で、誕生日会&クリスマス会できんか〜やて。そういや〜冬休み、うちの誕生日やった。覚えててくれてん。いいでって、返事してん。これが、あかん原因やった。親に反対されてん。どうせ、誰もこんやんか、やて。カノちゃん来るから、ひっそり準備した・・・。RRRRR,RRRR
電話や。誰やろ?今日がパーティーの日やってん。もしもし?あっカノちゃん!
・・・・。カノちゃん黙り込んどってな、何って聞いたら、うち、行かれへんやて・・・。それきり、声でんで、何でって聞いたら、ごめんゆうて切れた。何で何で!?うちの事、見放した事無いのに!数時間して、両親共に帰って来て、どうしたん、何て、聞いて来た。
何時間も、何時間も待った。やっぱこうへん。電話しよ。こうへんてゆっとたのにず〜〜〜っと待った。RRRRR,RRRRRRもしもし。カノちゃんがでた。おるやん、ちゃんと。来てってゆうたら、無理やって。また切れた。涙が出た。
外出て、気分転換しよって思った。道路に来て、青信号から、赤信号に変わって、き〜〜〜〜〜〜て、凄い音した。なんや、おもて、振り向いたら、人が倒れとるやん。しかも、その人、カノちゃんやん。息の根が止まりそうになった。右手の手紙、うち当てに書いとった。ごめんなって。

その日から、うちの、心の時計、止まってんねん。あの日、いいでって、えらそうにいわんかったら・・・。
ー終わりー

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