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青色の春

[510]  リーフ  2008-11-11投稿
新しい春がさわやかな声とともに始まった…。

「秋〜受験どうだった?」

「僕は合格でしたよ、柊君はどうでしたか?」

「俺も合格だよ、高校も宜しくな。」

「どこかに食事しに行きませんか、説明までにまだまだ時間が有りますし。」

「そうだな、近くにファミレスでもあったろ…そこ行こうか?」

「そうですね。」



二人で、ずっと会話を楽しんでいた…入試で二人とも忙しすぎて二人ともどこかゆっくりしていた。

「…あの…時間が、そろそろやばいんじゃないんですか…。」

「あっ…本当にやばいな、急いで行こうぜ!そうしたら多分間に合うだろ?」

「そうですね、猛ダッシュで行きましょうか?」


私達は入試で鈍っていた体にはちょうどいい運動だった…。

「はぁはぁ、本当にギリギリ間に合いましたね。」

「適当に席に着いて良いんだろ?」

「あぁ、多分そうですね、けど一応同じ中学校の人探しませんか?」

「そうだな、けど多いから後ろ居ようぜ」
「そうですね。」


校長先生が喋っている間に私はずっとぼーっとしていた。

「あーっ、終わった終わった♪これから遊ぼうぜ、秋。」

「あの、柊君宿題は?」

「後後、宿題なんか後で出来るだろ?」


これから、私達は楽しそうな高校生活が始まった…。

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