檸檬哀歌?
インターホンを押す…
誰もでてこない…不安でドアノブに手をかけると
「…はぃ…」
フラフラした猛がでてきて扉をあけてくれた。
「なんか…すいません…」
いきなり猛は私に謝った。「いいから、寝てて」
「はぁ…」
猛をベッドに戻し、体温を測ると案の定高熱だ。
「薬飲んだ?」
「なくて…」
「ご飯食べた?」
「いえ…」
「少し体に入れて薬、飲んで寝ないと治らないよ」
私の問いかけに猛は答える元気もなくうなづいた。
「キッチンかりるね?」
めったに使わないのか、キレイなキッチンだった。
おかゆを作り、猛の様子を見ると寝ている。
「冷えピタはって…少し寝かせた方がいいのかな」
猛のそばに座り、見つめ呟いた。
勢いで私…すごいことしている…
改めて、部屋を見渡す。
話で聞いた通り、いろんな本でうめつくされている。
部屋は本が収まりきれてない以外は割りと片付いていて猛の意外な一面を垣間見た気がした。
「先輩…」
「ごめん、起こした?」
猛は首を横にふった。
「おかゆ食べる?」
何も答えずに私を見つめ、手をとった。
「どした?」
私の質問を無視して、私の手にキスをした。
「もう…」
なんだか怒れない。
振り払えない…
猛が愛しい…
誰もでてこない…不安でドアノブに手をかけると
「…はぃ…」
フラフラした猛がでてきて扉をあけてくれた。
「なんか…すいません…」
いきなり猛は私に謝った。「いいから、寝てて」
「はぁ…」
猛をベッドに戻し、体温を測ると案の定高熱だ。
「薬飲んだ?」
「なくて…」
「ご飯食べた?」
「いえ…」
「少し体に入れて薬、飲んで寝ないと治らないよ」
私の問いかけに猛は答える元気もなくうなづいた。
「キッチンかりるね?」
めったに使わないのか、キレイなキッチンだった。
おかゆを作り、猛の様子を見ると寝ている。
「冷えピタはって…少し寝かせた方がいいのかな」
猛のそばに座り、見つめ呟いた。
勢いで私…すごいことしている…
改めて、部屋を見渡す。
話で聞いた通り、いろんな本でうめつくされている。
部屋は本が収まりきれてない以外は割りと片付いていて猛の意外な一面を垣間見た気がした。
「先輩…」
「ごめん、起こした?」
猛は首を横にふった。
「おかゆ食べる?」
何も答えずに私を見つめ、手をとった。
「どした?」
私の質問を無視して、私の手にキスをした。
「もう…」
なんだか怒れない。
振り払えない…
猛が愛しい…
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