8月9日 16話
僕たちはいつものように海辺に車を止めて話をした。僕はずっと聞きたかった事をユミに聞いた。
『ユミはオレの事をどう思ってるの?』
『好きだよ…。でもこんな不倫してる女ダメだよ。』
『じゃあなんでユミは不倫してるの?』
ユミは不倫相手の事を話しはじめた。
その人には子供がいるらしい。
奥さんには仕事から帰ってきても相手にされていないという。子供からも相手にされず帰っても居場所がないという事だ。
だからユミは可愛そうで別れられないと言った。
僕は思った。
そんな不倫するような男は家族から見放されて当然だと。
でもそれをユミに言ってしまうとひんしゅくをかうと思ったので、僕の心に留めた。
『じゃあユミはいつまでこういう関係を続けるの?相手は別れる気ないんだろ?』
『ないよ。でもなんか放っておけなくて。』
『そんなやつ放っておけよ。中途半端に優しくても相手を傷つけるよ。』
『…』
『ユミはオレと付き合えよ!たくさん笑ったり、たくさん幸せだってユミが思えるようにオレは頑張るから』
『…』
ユミは下を向きながら泣いていた。
『ユミはオレの事をどう思ってるの?』
『好きだよ…。でもこんな不倫してる女ダメだよ。』
『じゃあなんでユミは不倫してるの?』
ユミは不倫相手の事を話しはじめた。
その人には子供がいるらしい。
奥さんには仕事から帰ってきても相手にされていないという。子供からも相手にされず帰っても居場所がないという事だ。
だからユミは可愛そうで別れられないと言った。
僕は思った。
そんな不倫するような男は家族から見放されて当然だと。
でもそれをユミに言ってしまうとひんしゅくをかうと思ったので、僕の心に留めた。
『じゃあユミはいつまでこういう関係を続けるの?相手は別れる気ないんだろ?』
『ないよ。でもなんか放っておけなくて。』
『そんなやつ放っておけよ。中途半端に優しくても相手を傷つけるよ。』
『…』
『ユミはオレと付き合えよ!たくさん笑ったり、たくさん幸せだってユミが思えるようにオレは頑張るから』
『…』
ユミは下を向きながら泣いていた。
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