レイとの出会い。10代のえり。16
『えり?これは何?どこで手にいれたの?』
部屋に帰るなり上着もぬがずに詰め寄られた。
『友達から買って…。』
『何回使ったの?』
『えっと…四回かな…。』
あたしはなんでレイがこんなに深刻そうなのかわからなくてなんだか泣きそうだった。
『四回か…ならまだ間に合うょ。もう飲むのはやめな。』
『えっ…?なんで?これはあたしが買ったものだよ!レイには関係ないじゃない…。』
その瞬間レイはあたしの頬をぶった。
床に倒れこむあたしを
レイは涙をうかべて見ていた。
『これはね…犯罪なんだよえり…。』
『これが?いいよ犯罪でも
そんなもの今まで何回もやってきた。今更増えても…。』
『ばかっ!!!』
あたしはビクッとした。
『あんた…これ続けてたら死ぬょ…?』
レイは無造作に前髪をかきあげて言った。
死……ぬ………?
レイはあたしの手から薬を取り上げてトイレに流した。
あたしはただぼーっと見てるだけだった。
『もう二度とやるなょ!?』
あたしはうなずく事はしなかった。
『さっえり。話してみな。なんで薬に手をだした?』
レイはさっきとは裏腹に優しく問う。
そんなレイを見てあたしはまた涙が出て来た。
『レイが悪いんだよ…。』
レイは目を見開いて驚いた。
続。
部屋に帰るなり上着もぬがずに詰め寄られた。
『友達から買って…。』
『何回使ったの?』
『えっと…四回かな…。』
あたしはなんでレイがこんなに深刻そうなのかわからなくてなんだか泣きそうだった。
『四回か…ならまだ間に合うょ。もう飲むのはやめな。』
『えっ…?なんで?これはあたしが買ったものだよ!レイには関係ないじゃない…。』
その瞬間レイはあたしの頬をぶった。
床に倒れこむあたしを
レイは涙をうかべて見ていた。
『これはね…犯罪なんだよえり…。』
『これが?いいよ犯罪でも
そんなもの今まで何回もやってきた。今更増えても…。』
『ばかっ!!!』
あたしはビクッとした。
『あんた…これ続けてたら死ぬょ…?』
レイは無造作に前髪をかきあげて言った。
死……ぬ………?
レイはあたしの手から薬を取り上げてトイレに流した。
あたしはただぼーっと見てるだけだった。
『もう二度とやるなょ!?』
あたしはうなずく事はしなかった。
『さっえり。話してみな。なんで薬に手をだした?』
レイはさっきとは裏腹に優しく問う。
そんなレイを見てあたしはまた涙が出て来た。
『レイが悪いんだよ…。』
レイは目を見開いて驚いた。
続。
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