檸檬哀歌?
あの日は午後から豪雨だった。静かな部屋に雨音だけが二人を包んだ。
手を離さない猛に目を合わせれない私。
胸が高鳴っていく。
空気でこの後どうなっていくのか感じる。
拒むなら今なのに…私もまたこの状況を受け入れようとしていた。
「先輩…」
目が合った瞬間…ダメだと思った。
重なる唇、閉じる瞳。
落ちていく…そんな感じ。
だけど私は最後の抵抗…
「ダメ…」
唇を離す。猛は濡れた瞳で私を見つめ、愛しそうに髪をなでる。
そして私達二人は瞳を閉じ、キスをする。
なぜだがわからないが私の目からは一筋の涙が流れていた。
それを猛は拭い、私を自分の腕の中に抱き寄せた。
熱があるせいか猛の肌は少し熱かった。
だけど私の顔も同じくらいに熱かったと思う。
「風邪…うつるかな」
猛がそう言うと、私は
「うつしてよ」
と、猛の腕の中から挑発的に上目使いで見上げる。
お互い、もう理性なんかなかった。
ただ強くお互いを求めた。
気持ちが結ばれる。
それが猛の口付けから私の体全体に広がっていく。
終わると猛は眠りに就き、そんな猛に寄り添う様に私も眠った。
目が覚めると、朝になっていて外は雨があがり晴れていた。
手を離さない猛に目を合わせれない私。
胸が高鳴っていく。
空気でこの後どうなっていくのか感じる。
拒むなら今なのに…私もまたこの状況を受け入れようとしていた。
「先輩…」
目が合った瞬間…ダメだと思った。
重なる唇、閉じる瞳。
落ちていく…そんな感じ。
だけど私は最後の抵抗…
「ダメ…」
唇を離す。猛は濡れた瞳で私を見つめ、愛しそうに髪をなでる。
そして私達二人は瞳を閉じ、キスをする。
なぜだがわからないが私の目からは一筋の涙が流れていた。
それを猛は拭い、私を自分の腕の中に抱き寄せた。
熱があるせいか猛の肌は少し熱かった。
だけど私の顔も同じくらいに熱かったと思う。
「風邪…うつるかな」
猛がそう言うと、私は
「うつしてよ」
と、猛の腕の中から挑発的に上目使いで見上げる。
お互い、もう理性なんかなかった。
ただ強くお互いを求めた。
気持ちが結ばれる。
それが猛の口付けから私の体全体に広がっていく。
終わると猛は眠りに就き、そんな猛に寄り添う様に私も眠った。
目が覚めると、朝になっていて外は雨があがり晴れていた。
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