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必然的な…〜愛華島の神話〜

[386]  雷電χ  2008-11-15投稿
な、なんでぼくが……?
後ろから歩いてくる元自分を待つ。
目が合う。
「?…あ、昨日の…あ、そうだ。はい、これ学生証、もう落とすなよ。じゃあな」
風太は風子を追い越し行こうとした。
「あ……待って!」
「あ?なんだ?」
「一緒にいっても…いいかな?」
あれ、僕はなにいってんだろ……
「え?ああ……いいけど」
「そう、ありがとう。ぼくは風子よろしくね」
「俺は風太、よろしくな」
一緒に学校に行くことになった。校門へたどり着いた。
「風く〜ん!」
小波が校門前で手を振っている。そういえば付き合い始めたんだっけ…
「げ…昨日の娘…なんで一緒に登校してんの?」
流石の小波も険しい顔でいた。
「いや、これは…だな」
「ぼくが一緒にって頼んだの。じゃあぼくは職員室行くから、じゃあね風太」
ぼくはてを振って小走りで走り去って行った。走っているときかなり視線を感じた。見られてる……転校生の気分むんむんだ。
しばらくして職員室へたどり着いた。
「あっきたね、ついて来て」
「あ、はい」
ぼくは先生について歩いた。
しばらく歩くと見覚えのある教室へ来た。
「ここで待ってろ」
ぼくは一つコクッと頷いた。
先生は教室へ入って行った…しばらくして先生が「入っていいぞ」と出て来た。
ぼくはまた一つコクッと頷く。
入った瞬間、どうりで見覚えあると思った。と思った。何故なら風太が居るからである。
その時この出来事が必然的であると確信した。まぐれや偶然ではないましてや奇跡でもない。



必然的だ……



「えと、何処から来たかは言えませんが、取り敢えず名前ね。一ノ宮 風子っていいます。名前だけでも覚えて貰えたらいいなぁ〜って思ってます。どうぞ宜しくお願いします」
ぼくは精一杯可愛く振る舞った。最後に一つペコッとお辞儀をして。風太を見て笑って見せた。
皆して風太に振り向く。
「え?なに?俺なんかした?」
「なんだ?磯崎?しりあいか、じゃあ磯崎の隣でいいな」
「はい」
ぼくは風太の隣に座る。
何だか楽しくなってきた。いまこのタイミングしか出来ないことを楽しもう。女子高生の優越を!これは神様がくれた必然だ!

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