携帯小説!(PC版)

トップページ >> ファンタジー >> 西の国〜縛られた鎖〜 19

西の国〜縛られた鎖〜 19

[251]  Heart  2008-11-15投稿
メイヤは泣き崩れた。
そんなメイヤにハイドは上着を着せて聞いた。
「アカネはどこだ?」
「だめ…言ったらハイドが殺される」
「大丈夫だ、アカネを止めれるのは俺しかいない。
だから教えてくれ」
メイヤは下を向いて黙っていた。
「俺は絶対死なないから…」
「アカネが最初に戦った戦場…」
メイヤがボソッと言った。
「ありがとう…また4人で笑える日がくるよ」
メイヤに背を向け窓から飛び出した。
空から見る街は綺麗で見ているだけで落ち着いた。

〜アカネと見たいな〜

街の光がハイドを誘っているかの様に踊りだす。
途中で光が消えた…街の外に出たからだ。
少し寂しくなった時だった、前からいくつかの光がハイドに向かって飛んできた。
ハイドは光を全てかわし光が出てきた所まで光になって行った。
「流石は隠密…速いな」
「手荒な歓迎だな…ケイン」
「気に入ったか?」
「何かようか?」
「少し世間話をしようかと」
ケインがイヤミな感じに笑う。
「そんな暇ないな」
ハイドが立ち去ろうとする。
「アカネの所に行くんだろ」
ハイドの動きが止まった。
「やっぱりな…」
「お前もアカネの場所を知っていたのか…」
「お前もってことは教えたのはメイヤだな…あのバカ」
「バカとはなんだ!メイヤが教えてくれなかったら、俺はアカネと会えなかったんだぞ!」
「だからバカなんだよ…その様子じゃアカネの病状を聞いてないんだな…」
「病状…?」
ケインはハイドの顔を見てため息をついた。

「いいかよく聞け!アカネはお前と会ったら確実に焼け死ぬよ…」

感想

感想はありません。

「 Heart 」の携帯小説

ファンタジーの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス