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また明日へ?

[514]  うりぼう  2008-11-17投稿
すべての出来事を掻き消さんばかりのインパクトが走った・・・
あの男だ!!

『あっあんた警察に捕まったんじゃないの』

『はぁ?ゆりの妄想だろ。久々だなっ元気だったか?』

『つうか何してるのこんなところで、ってか席!なんで私の席に座って・・・』

男はキザに指にチケットを挟み私に見せた!!
137番だっ!!寒気が走る。。 なぜ137番が二枚も・・・
私はすかさず自分のチケットを確認した・・・・
てっ手が震えた・・・手の震えがとまらない・・・・・・ 私のチケットは138番だった・・・
見間違えていた? いやっ そんなはずはない。確かにさっきは137番だったはず・・・

『ゆりっ疲れてるんじゃないの?』

疲れていないわけは勿論ない。しかし確かに137番だったはず!!

この男のまわりは不思議な事ばかりがおきる!!

『あっあんたいったい何者なの?』

男はにやけながら、言った。
『だから俺は天使だって〜』


私は席に座らず、ずっとトイレのある車両に立ち、窓の外をみた。。

数時間の間は男から接触してくることもなく、私は目的地についた。

『あっ。ゆり〜おかえりー』

やはり親友っていうのはかけがえのないものだ・・・
私はあみりと一緒に歩いた。
ふとさっきの電車を見ると、次の駅へと向かっており、137番を目で探すと あの男はまだ乗っている様子だった・・・
『どこ行くんだろう・・・』
私は小さく呟いた・・・

駅員によればあの特急は次の目的地まで一時間は走るらしい。

あみりとさよならして、家に向かう私。。。

ザーザーみミもと・・で、わタしのミみもとで ザーザ

叫ばれた!!!
『あの子病気だね〜もう治らんよ!!!』

心臓に!響く!私の耳に最近よく耳にする声が!!!
震えながらも、後ろをみた・・・

『キャー゛゛゛』 『なんで、なんであんたはさっき電車で一時間先に!!』
『って!なんで私に付きまとうの?なんか私がした!?』

『しーーたーー。俺がお前をなっ!一度助けたじゃね〜か〜』

なんの事かさっぱりで、身に覚えもない。

『私にどうしてほしいの?』

にやけた男はこう言った・・・

『一回俺に抱かれちゃう!?』

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