西の国〜縛られた鎖〜 21
ケインがいなくなってからどのくらいの時間が経過したんだろ…
数秒か…数分か…もしくは数時間か…
今わかるのは頬を流れる涙の温もりと心の穴を通る冷たい風だけだ…
俺は今まで何をしていたんだろ…アカネに何をしてあげれたんだろ…
「俺が戦争を止める」
なんて夢物語なんだろ…
俺はどうしたらいいんだろ…
………………………
………………暖かい
心と体に温もりを感じる…
俺は死んだのか…あれだけ寒ければ無理もないか…
俺は…自由なんだ…
人影だ…翼がある…天使かな…赤い翼だ…
「ハイド…」
俺の名前を呼んでいる…聞いたことある声…心の穴が埋まる感じがする…
「ハイド…」
あぁ…思い出した…俺が一番好きな声だ…
「アカ…ネ…」
一番好きな人の名前…目の前には彼女がいるんだ…
「ハイド…生きてて良かった…」
俺の天使が泣いていた…
「アカネ…どうして泣いてるの?」
俺の天使は笑いながら泣いていた
「ハイドに会えたから…」
俺の天使は笑いながら泣きながら俺のことを包んでくれた…
「暖かい…アカネの温もり…落ち着く…」
俺の心も体も天使の温もりで暖まった。
「ハイド…私の体熱くない?痛くない?」
天使を強く抱きしめた…俺より華奢で壊れ物のようだった。
「熱くも痛くもないよ…凄く気持ちよくて落ち着くよ…寝てしまいそうだ…」
凄い睡魔だった…世界からいなくなる感覚がした…でも怖くなかった…アカネが…天使がそばにいるから…行くなら天国だろ…
「寝てもいいよ…朝になったら起こしてあげるね…」
もう限界だ…行く先はどこなんだろ…天使のいる所がいいな…
「アカネ…おやすみ」
数秒か…数分か…もしくは数時間か…
今わかるのは頬を流れる涙の温もりと心の穴を通る冷たい風だけだ…
俺は今まで何をしていたんだろ…アカネに何をしてあげれたんだろ…
「俺が戦争を止める」
なんて夢物語なんだろ…
俺はどうしたらいいんだろ…
………………………
………………暖かい
心と体に温もりを感じる…
俺は死んだのか…あれだけ寒ければ無理もないか…
俺は…自由なんだ…
人影だ…翼がある…天使かな…赤い翼だ…
「ハイド…」
俺の名前を呼んでいる…聞いたことある声…心の穴が埋まる感じがする…
「ハイド…」
あぁ…思い出した…俺が一番好きな声だ…
「アカ…ネ…」
一番好きな人の名前…目の前には彼女がいるんだ…
「ハイド…生きてて良かった…」
俺の天使が泣いていた…
「アカネ…どうして泣いてるの?」
俺の天使は笑いながら泣いていた
「ハイドに会えたから…」
俺の天使は笑いながら泣きながら俺のことを包んでくれた…
「暖かい…アカネの温もり…落ち着く…」
俺の心も体も天使の温もりで暖まった。
「ハイド…私の体熱くない?痛くない?」
天使を強く抱きしめた…俺より華奢で壊れ物のようだった。
「熱くも痛くもないよ…凄く気持ちよくて落ち着くよ…寝てしまいそうだ…」
凄い睡魔だった…世界からいなくなる感覚がした…でも怖くなかった…アカネが…天使がそばにいるから…行くなら天国だろ…
「寝てもいいよ…朝になったら起こしてあげるね…」
もう限界だ…行く先はどこなんだろ…天使のいる所がいいな…
「アカネ…おやすみ」
感想
感想はありません。
「 Heart 」の携帯小説
- 悪魔の子 ソフィア2
- 悪魔の子 ソフィア 1
- lost 〜失う苦しみの先に〜 完
- lost 〜失う苦しみの先に〜 9
- lost 〜失う苦しみの先に〜 8
- lost 〜失う苦しみの先に〜 7
- lost 〜失う苦しみの先に〜 6