失恋7
甘えてキスして抱き合って、前よりくっついてもうっとうしがらない。
それもツラい。
「美保、これからもオレを守ってな?」
何度目がかのキスをした後、彼があたしを見つめて言った。
「あたしの代わりに彼女が守ってくれるでしょ?
あたしはもういいんでしょ?」
「ん〜違うな〜
何か違うねん」
ズルいよ…
すごく嬉しいよ…
また泣いちゃうやん…
「また泣く〜
もうホンマお前は〜」
彼は抱きしめてそう言った。
「守る
あたしがずっと守ったる」
「よろしく」
強いくせに。
けど、何かわかる。
守るもの。
間違ってないよねきっと。
もう帰る時間になっていた。
ズル休みした月曜日の夜中1:30、帰宅。
今日は寝なければ
明日は仕事に行かなきゃ
仕事…できるかな
翌朝、目覚ましがなる前に目が覚めた。
寒い。
今日から気温がぐっと下がるらしい。
少し早く目覚めてしまって、また彼と彼女の事を考えてしまって、また少し泣いた。
朝食も要らない。
昼食もおそらく入らない。
レトルトのスープだけ持って行く事にした。
出勤時間がせまり、昨日彼が乗っていた車に乗りこむ。
何をしてもどこにいても考えてしまう。
けれどきっと彼は、彼女に「いい天気だね。こっちはすごく寒くなりました」みたいな、またまたあたしには送った事のないメールを送っているんだろうと思った。
鼻の頭が寒さのせいだけでなく、赤くなった。
今日が寒くてよかった。
鼻が赤いのを誤魔化せる…
何度も泣きたくなったのを堪え、1日が終わった。
20時前、くだらない内容の後に「頑張ったから褒めて」とメールした。
日付が変わっても返信はなかった。
金曜日から月曜日まで、あたしがべったりいたから、今日は電話の日に間違いないと思った。
また涙が出た。
寂しくて寂しくて、どうすればいいのか考えたけれど、考えれば考えるほど苦しくなって、わからなくてなって、結局「おやすみなさい」とだけメールした。
明日、休んじゃおうか。いっそ会社なんて辞めてしまおうか。
あたしがこうしている間に、笑っている2人の顔が浮かぶ。
やっぱり今日も眠れない…
返信が来たのは深夜2:30過ぎだった。
「今日1日よく頑張りました
ご褒美にチュ
明日も頑張るように」
絵文字も入っていた。
ついででも、やっぱり嬉しかった。
久々に眠った。
それもツラい。
「美保、これからもオレを守ってな?」
何度目がかのキスをした後、彼があたしを見つめて言った。
「あたしの代わりに彼女が守ってくれるでしょ?
あたしはもういいんでしょ?」
「ん〜違うな〜
何か違うねん」
ズルいよ…
すごく嬉しいよ…
また泣いちゃうやん…
「また泣く〜
もうホンマお前は〜」
彼は抱きしめてそう言った。
「守る
あたしがずっと守ったる」
「よろしく」
強いくせに。
けど、何かわかる。
守るもの。
間違ってないよねきっと。
もう帰る時間になっていた。
ズル休みした月曜日の夜中1:30、帰宅。
今日は寝なければ
明日は仕事に行かなきゃ
仕事…できるかな
翌朝、目覚ましがなる前に目が覚めた。
寒い。
今日から気温がぐっと下がるらしい。
少し早く目覚めてしまって、また彼と彼女の事を考えてしまって、また少し泣いた。
朝食も要らない。
昼食もおそらく入らない。
レトルトのスープだけ持って行く事にした。
出勤時間がせまり、昨日彼が乗っていた車に乗りこむ。
何をしてもどこにいても考えてしまう。
けれどきっと彼は、彼女に「いい天気だね。こっちはすごく寒くなりました」みたいな、またまたあたしには送った事のないメールを送っているんだろうと思った。
鼻の頭が寒さのせいだけでなく、赤くなった。
今日が寒くてよかった。
鼻が赤いのを誤魔化せる…
何度も泣きたくなったのを堪え、1日が終わった。
20時前、くだらない内容の後に「頑張ったから褒めて」とメールした。
日付が変わっても返信はなかった。
金曜日から月曜日まで、あたしがべったりいたから、今日は電話の日に間違いないと思った。
また涙が出た。
寂しくて寂しくて、どうすればいいのか考えたけれど、考えれば考えるほど苦しくなって、わからなくてなって、結局「おやすみなさい」とだけメールした。
明日、休んじゃおうか。いっそ会社なんて辞めてしまおうか。
あたしがこうしている間に、笑っている2人の顔が浮かぶ。
やっぱり今日も眠れない…
返信が来たのは深夜2:30過ぎだった。
「今日1日よく頑張りました
ご褒美にチュ
明日も頑張るように」
絵文字も入っていた。
ついででも、やっぱり嬉しかった。
久々に眠った。
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