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眠れぬ夜は君のせい〜20〜

[334]  ユーリ  2008-11-21投稿
泣いてるのを見られたらカッコ悪い。

後ろ向いて手の平でおもいっきり目をこする。

『くみちゃん!元気かぁ?』

ゆうすけは大きな手で私の髪の毛をクシャクシャした。


あたたかい。


ゆうすけの優しさがダイレクトに伝わった。

『会いたかったぁ。』

ゆうすけは私のほっぺたを手で包んだ。


ゆうすけの車に乗るとココナッツの香りがした。

『なんか。。ホッとする。めちゃくちゃ嬉しい。』

そう言う私にゆうすけは言った。


『俺も…めっちゃ安心してる。』


助手席にいる私の手に手を重ねた。





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