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また明日へclimax編?

[446]  うりぼう  2008-11-23投稿
紗耶香さんは私の髪の毛を撫でて言った。
『いい髪質。艶のある肌。毎日お手入れしている証拠。かなりの才能も秘めてるわね。あなた何か、やってるの?例えば・・・・・・女優さんとか?』

『いいえっ・・・でも・・・』

『でも?』

『私まだ女優じゃないけど!女優になりたいんです。頑張って頑張って努力して、女優になりたいんです!!』

紗耶香さんは優しく微笑んだ。

不思議だった顔やスタイルは私と瓜二つだが、紗耶香さんには色気というか、今の私にないものがあった・・・。

『紗耶香さんにも夢があったんですよね。』

紗耶香さんは優しくうなづいた。

『女優ですか?』

もう一度うなづいた

すすり泣き声の中から聞こえてきた・・・女の声

『さっ紗耶香ごめんね。ごめんね私が私のせいで・・・』
『部長の事は怨んでないですよ。単純に私には才能がたりなかったんだですよ。部長のこの17年も辛かったよね・・・』

部長は泣いた・・・とどまることなく泣いた・・・

『部長・・・気になさらずにもうお互い楽になりましょう。』

超能力部、部長は安らかな笑顔を見せたと、思うとフワっっ消えていった・・・


『さてっと』
紗耶香さんの顔が険しくなり男を睨み付けた!!

『あなた。この子に何をした???』
男は震えながら、恐怖に怯えている様子だ

『答えなさい!!』

男は震えている

私も私が何をされたのか、紗耶香さんと私の繋がりを知りたい!!

男は震えている。
『早く答えなければ!!!』

男の震えがとまった!!そして口を開いた!!
『答えなければ?何だよ!あっ?紗耶香?』

男の態度が急変した!!

『紗耶香はいいよな〜自分で決めてハイさよなら!!笑わせるぜ!!知ってんだぜ』

何のことだろう?
『確かに紗耶香は凄い超能力者だったよ!!!俺じゃ手も足もでないさっ』

『黙りなさい。あなたはこの子に何をしたかを答えなさい!!』

『紗耶香〜お前にはもう超能力は使えないんだよ!!天使と悪魔の契約には生身じゃないと叶わんからな!!』

男は立て続けに言った

『正直、紗耶香に今日会えるなんて夢にも見なかったさ!!さっきまで、嬉しくて震えたよ!!!』
『教えてやるよ!!過去をよう!泣くなや!!ハッハっやっぱ泣けや』

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