携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> 空と君とあたし?

空と君とあたし?

[170]  ★澪羅★  2008-11-24投稿

忘れられないんだ。
あの日の
濡れた黒い髪が、
あまりにも美しくて。
忘れられなかった。
『おーぃ?起きてるのー?はーやーて?』
親友の双葉 侑(ふたば ゆう)が俺の目の前でチラチラと手を降っている。
俺、八雲 颯(やくも はやて)
『颯ってば最近ぼーっとしてるよね?何かあったー?』
俺に話しかける侑は、
男だが見た目はどっちかと言うと…女だ。
肩まで伸びた茶色の髪の毛はツヤがあって、
綺麗なストレートで、
指を通すとサラサラすぎてパサっと落ちてしまうくらいだった。
身長は155cm、
高1だがどう見ても中学生だ。
そんな侑のチャームポイントは大きくクリっとしてうすい紅がかかっている。
まつげの長さはそこらの女子には負けないだろう。
だから侑は女子にそこそこ人気がある。
さて、侑の紹介はここまでにして…。

次は俺の紹介。
侑と同じ高1で侑と同じクラスだ。
身長は170cm。
黒い髪はフワッと肩上までてふくらませてある。チャラ男ってわけでもない、かと言って真面目なガリ勉と言うわけでもない。
いわば普通なのだ。
そんな俺はすごくモテる!!
…と言うわけでもなく、モテ度はそこそこあったが、それもまた普通だった。

『颯?はーやーて?』
侑が俺の顔を覗き込む。
『あ、ごめんごめん。
ちょっと考え事しててさ』
と視線を侑から教室から見える窓の景色に移す。
『颯最近ぼーっとしてるね、何かあったぁ?僕でよかったらきくよ♪』
『あ、あぁ。あ?』
途中で景色から侑に視線を移した、が。
目の前に立っていたのは侑ではなかった。

感想

感想はありません。

「 ★澪羅★ 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス