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冬の風

[547]  キイライ  2008-11-26投稿
誰もいない夜に

 
私は一人で泣いていた

誰もいない夜

それが当たり前なのに
今、君がいる

ただそばに君がいる


それは特別なことなのに
胸が張り裂けそうなくらい、目が熱くなるくらい

嬉しいことなのに

私は、君に感謝できなくて

当たり前が当たり前で過ぎてしまう

冬の冷たい風とともに


私は君を温めることもできずに

ただ過ぎて /g


過ぎてしまう



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