エンブレム〜序章〜?―?
「本当ですか…?」
「本当です、真実です、嘘偽りございません…!」
だからまたナイフを構え直さないで下さい!
本気で恐いから!
「…分かりました」
彼女はナイフの刃の部分を再びしまいポケットに入れた。
「半分は信じましょう…」
「半分だけかよ!」
「全部信じろと…?」
「うっ…いや、まあそれでいいです…」
「…ふむ、やはり何か失礼なことを考えてたようですね…?」
「今の言葉だけで何で分かった!?」
「ただの鎌かけです…」
「…」
ホント自爆好きだなぁ…俺って…。
「馬鹿ですね…」
「…否定出来ません」
だったら…。
「では貴方が何を考えたか言って下さい…」
「御代わりのおにぎりの具は何がいい?」
話を全力で変えてやる。
「話を…」
「梅、昆布、オカカ、タラコ、etc何が良いでしょうか!」
「っ…!」
チャンスだ。
ここで一気に畳み掛ける!
「今なら期間限定もちきびむすびがございますが!?」
どうだ!
「く、下さい…!」
「オッケイ…!」
ふっ…俺は今ミリオネアで一千万取った人の気持ちが激しく理解できる気がするぜ…!
「よし、待ってろ。すぐ作ってくるから…」
「…」
こくり。
続
「本当です、真実です、嘘偽りございません…!」
だからまたナイフを構え直さないで下さい!
本気で恐いから!
「…分かりました」
彼女はナイフの刃の部分を再びしまいポケットに入れた。
「半分は信じましょう…」
「半分だけかよ!」
「全部信じろと…?」
「うっ…いや、まあそれでいいです…」
「…ふむ、やはり何か失礼なことを考えてたようですね…?」
「今の言葉だけで何で分かった!?」
「ただの鎌かけです…」
「…」
ホント自爆好きだなぁ…俺って…。
「馬鹿ですね…」
「…否定出来ません」
だったら…。
「では貴方が何を考えたか言って下さい…」
「御代わりのおにぎりの具は何がいい?」
話を全力で変えてやる。
「話を…」
「梅、昆布、オカカ、タラコ、etc何が良いでしょうか!」
「っ…!」
チャンスだ。
ここで一気に畳み掛ける!
「今なら期間限定もちきびむすびがございますが!?」
どうだ!
「く、下さい…!」
「オッケイ…!」
ふっ…俺は今ミリオネアで一千万取った人の気持ちが激しく理解できる気がするぜ…!
「よし、待ってろ。すぐ作ってくるから…」
「…」
こくり。
続
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