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スタアの恋 TRINITY〜ARATA〜 13話No.3

[216]  恋空  2008-12-01投稿
いずみ『アラタ、今は何言っても…。』


病気だと思った。

沢渡えりかは普通じゃなく、神経がおかしくなっている。


アラタ『事実を知った方がコイツの為になるんじゃ…。』


私は首を横に振った。


いずみ『今は事実を話しても、事が悪化するだけだと思う。』


別れを受け入れていないのだから今は何を言っても無駄だ。


沢渡『アラタ、いい加減そのずーずーしい女追い出して!』


アラタは、電話し始めた…。



アラタ『ご無沙汰です。アラタです。
えりかさんがうちへ来てるので迎えに来てもらえますか?』


おそらく、えりかさんのマネージャーだろう。アラタは事情を話して電話を切った。


沢渡えりかは知らんぷりでタバコを吹かしている。



アラタ『お前っ!』


私は怒るアラタを止めた。また首を横に振る。


いずみ『怒ってもきっと無駄だよ。
このまま迎えが来るのを私が待つからアラタは仕事へ向かって。』


アラタ『いずみ一人を置いていけないよ。さっきの言葉聞いただろ?
俺の事は気にしないでいいから。』


沢渡『ねー、飲み物ちょうだい。』


アラタは呆れ顔で


アラタ『何にする?』


沢渡『炭酸系でお願い。』


いずみ『私、帰ります。』


沢渡『まだいたの?』


いずみ『それじゃあ…。』


アラタ『いいよ。ここにいろよ!』


私は焦っているアラタに小声でささやいた。


いずみ『車のキー貸して。
車にいるから。えりかさん帰ったら電話してね!』


アラタ『わかった。すぐ連絡するから必ず鍵かけて車内にいろよ。』


アラタは私を抱きしめた。



それから30分くらいだろうか…


私は後部座席を倒し横になって寝てしまった。


アラタ『いずみ。』


目の前にはアラタがいた。


いずみ『えりかさんは?』


アラタ『マネージャーが連れて帰ったよ。合い鍵はスペアを作って持ってたらしい。
本当に嫌な思いさせてごめんな。』

続く…。 13話No.3

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