夢乃Highテンション?
粉雪が舞うなんて見るの何年ぶりだろう…
こんな温かい気持ちになったのは久しぶりだった。
「みどりも泣き虫で…はるによく似てる」
ぐっちは私の涙を拭う。
「俺、みどり何回泣かせたかな?」
「えっ?」
「俺とみどりは太陽と月みたいやったから、俺はあいつが眩しくて…よく泣かせた気がする」
いつものぐっちじゃなかった。
「両方とも太陽に感じるのに…意外だね」
私がそう聞くと、懐かしい様な表情をして
「変えてくれたのはみどり…なぁんてな送ろうか?」
私はぐっちの何もきかない優しさに強くなりたいと思う様になった。
ぐっちが家の近くまで送ってくれた。
携帯の着信…大堀だった。
「はぃ」
「ゴメンな、俺…大丈夫?」「うん、ぐっちが送ってくれたの」
「そっか…」
私はこれ以上、大堀の声を聞きたくなかった。
「じゃぁ…」
言葉をさえぎる様に大堀は
「たまき…彼氏とケンカしたらしくて…」
聞きたくなかった。
「だから…俺に相談っていうか…」
「そぅ…」
そんな大したことじゃなかったよっていう大堀の優しさが目にしみて…私は結局また目を背けるつもり。
こんな温かい気持ちになったのは久しぶりだった。
「みどりも泣き虫で…はるによく似てる」
ぐっちは私の涙を拭う。
「俺、みどり何回泣かせたかな?」
「えっ?」
「俺とみどりは太陽と月みたいやったから、俺はあいつが眩しくて…よく泣かせた気がする」
いつものぐっちじゃなかった。
「両方とも太陽に感じるのに…意外だね」
私がそう聞くと、懐かしい様な表情をして
「変えてくれたのはみどり…なぁんてな送ろうか?」
私はぐっちの何もきかない優しさに強くなりたいと思う様になった。
ぐっちが家の近くまで送ってくれた。
携帯の着信…大堀だった。
「はぃ」
「ゴメンな、俺…大丈夫?」「うん、ぐっちが送ってくれたの」
「そっか…」
私はこれ以上、大堀の声を聞きたくなかった。
「じゃぁ…」
言葉をさえぎる様に大堀は
「たまき…彼氏とケンカしたらしくて…」
聞きたくなかった。
「だから…俺に相談っていうか…」
「そぅ…」
そんな大したことじゃなかったよっていう大堀の優しさが目にしみて…私は結局また目を背けるつもり。
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