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眠れぬ夜は君のせい〜26〜

[282]  ユーリ  2008-12-02投稿
真紀が帰ってホッとした。


佑典はベランダに出ていた。

『徳島の夜って、こんなに星がきれいやねんな。獅子座流星群、見たくない?』


『うん、見たい!』


徳島で星がきれいに見える場所、いちばんに思い浮かんだ場所は大川原高原だった。


『ここからだと1時間ぐらいかな、…今から行こう!』


佑典も言った。


『じゃあ行こう。』


マンションを出て佑典の車に乗り込んだ。


車のエンジンをかけると音楽が流れた。MISIAの曲だった。


〔どうしても一人になりたくて、星降る丘にやってきた。。〕


温かい暖房の効いた車の中、大好きな佑典が隣りに居る。


ココナッツの匂いが甘くて、ほろ苦くて泣きそうになる。


さっきの真紀とのやり取りが吹き飛ぶ。


悲しい事も辛い事も、あなたを想うと緩和されていった。


あなたが居る、それだけで本当に幸せな気持ちになれた。





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