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わたし海賊希望な女子高生?2

[601]  うりぼう  2008-12-03投稿
おっお頭!!よっ予言どおり、見たことのない。文明に辿り着いた様子で!!

『ぉ。まぁ慌てるな落ち着け。そして聞け。』

はっ!!

『お前たち・・・今日までよく文句も言わずついてきてくれたな。。島にぁ女房や子も居た日もあったろうに。。後悔・・・後悔は、してないかぁ!』

後悔だなんてぇ。オラァお頭に憧れて、海賊やったんでっせ。 勿論みんな同じ気持ちですョ。

『うむ・・・ではこの先、何がおきても着いてきてくれるか!!おそらく後戻りは出来ぬはずだ!!』

勿論だぁ!!!!
『よしっでは。皆のもの戦闘準備!!!万全状態で、船から半径20キロ以内をまず探索だ!!』



沙兎耶『なっ何だろう・・・海賊船が騒がしくなってきたな』

私は家々の陰に隠れ、校庭の海賊船の様子をマジマジと見ていた。


ふと耳をすますと、バイクと車の音が!!目をやるとそこには、地域の暴走族達である!!

ピロリロピロリロピロリロピロリロ!!!

族『おいっ!!そこのボロ舟が、いい気になってんのか!!ビビって外にも誰一人出れないのか!誰に断り入れて、うちの学校に、停めてんじゃい!!!悪ふざけならシメちゃうぞ!!!』

海賊船は、バイクと車五十台ずつ位に囲まれ、バットや鉄パイプなどで、船本体を攻撃された!!!


海賊『おっお頭。不気味な乗り物乗り回す奴らも、やっちまいましょうぜ!!』

海賊お頭『まぁ焦るな。俺らの敵は虫じゃないんだ。遊ばせておけ。』

族『つまんねーな誰もいないのかよ!!』

族『火っ火つけちゃおうぜ!!炙れば出てくるってものよっ』

沙兎耶『あっ。あいつら海賊船にガソリンまいてるよ。しかも、あんなに大量に、爆発しちゃうよ・・・どうしよう・・・でも、暴走族怖いもんなぁ・・・なんで海賊も怒らないのかなっ。やっぱり誰も乗っていないのかな。』
          族頭『火を放て!!』
おおおおおお!!
怒涛のうなり声!!! 龍が天に昇るかのように炎は舞い上がった!!

火の回りは早く今にも砕けそうな、海賊船!

私はただただ、家々の陰から、燃える船を見ることしか出来なかった!!

悔しかった。夢の海賊船が燃えてなくなることが、とても悔しかったのだ!!!!!

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