携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> 。+:*○  tone poem -音が奏でる恋の詩-*5*

。+:*○  tone poem -音が奏でる恋の詩-*5*

[393]  咲川 凛  2006-06-20投稿
朝。
足取りが軽く、昨日のような楽しさを想像すると、口元が揺るんだ。
下駄箱に行ってみると、愼介がいた。
「おぉ〜井上!!おはよう!!」
「あ、おはよぉ〜。」
「今日から隣だったなぁ。ま、楽しくやろうぜぇ!」
「あったりまえじゃぁん。」
すると、後ろから妙な声が…。
「あ、じゃぁ、またね。大滝君。」
「後でいくね!!バイバイ〜菊間君〜」
??????妙だった…。
「あ、井上!!例の元彼見たよ〜すっごく楽しい人じゃん!!」
「ち、っちょっつっと、あんた何考えてんの?!なんか変なことたくらんでないでしょうね?!」
「え、いやぁ〜!」
怪しい…。ってか…もっと困るのは…。
愼介と菊間だよ!!!!!!
愼介は知らないし、菊間は…私が啓のこと好きだって思ってる!!
やばい……。
教室に入って机のうえにカバンを重たそうに置くと、愼介が駆け寄って来た。
「菊間って誰??」
あぁ〜やっぱり来るのかよ〜聞かないでよねぇ…。
「え、いや。別に。」
「あやしぃ〜!!何で隠すの?!」
すると、そこに勇介が教室に入ってきた。
「ねぇ〜誰だよ!!元彼って何??」
「あーもうしつこいよぉ。いいじゃん!!」
「菊間って人何組?」
すると、そばにいた勇介が反応した…まずい…。
「菊間?菊間洸のこと?え、元彼って何?」
あぁ〜最悪!!
「え、なんかこいつの」
愼介が言いかけたところで、愼介の口を思いっきり手でふさいだ。
「え?!井上の元彼?!」
あぁ。気づいちゃったよ…。
「ち、ちがうわよ………。」
「え?じゃぁ何なの?」
「い、1年生から6年までクラスが一緒だった人よ。」
「へぇ〜!!すごっっ!!で、他には?」
「ほ、他にはって何もないわよ。」
「付き合ってたんだよ。2人。」
「はぁ?!付き合ってなんかいないし!!」
「え?!だって菊間…お前のこと…。」
「好きじゃないでしょ。」
「両思いだったんだぜ?知らなかったのかよ?!」
うそっっ…でしょ…?
両思いだったなんて…。

感想

感想はありません。

「 咲川 凛 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス