エリザベスドール?(17)
「だとしたら大変だ。
人形騒動はまだ、終わっちゃいないんだ」
「そう、まあだ終わっちゃいない。キャロラインはともかく、ローズマリーが僕たちの身近にいるんだから尚更だ」
―悪夢の再来!―\r
ルークはかなり不安になったが、すぐに冷静になった。
「でも、そう…心配する事はないぜ」
「心配する事はないって?」
「ローズマリーが現れたとしても、警察の特殊部隊がやっつけてくれるさ。エリザベスを砲撃で倒したようにね」
「ローズマリーを甘く見ない方がイイ。
ネット資料に依ると、ヤツは3姉妹の中で、特に霊力が強くて性格が荒いと言うんだ」
「特殊部隊の砲撃じゃあ、歯が立たないって言うのか?」
「どうも、そんな可能性も有り得る」
「そんな事はないだろう?」と、言いつつ…
内心では冷静な気持ちが吹き飛び、余計に不安が増してきた。
ジョージの勘は意外と当たるのだ。
一刻も早く、アースルやモグレ警部に知らせなくてはならない。
ルークやジョージが深刻な思いになっている同じ頃…
例の場所では…
―――――――――\r
エリザベスが入っているガラスケースの蓋に手を当てるローズマリー。
青白い光が放射され、エリザベスのバラバラの体を包み込んでいる。
「スワミ…、アラパサンダ…、ルヴィーナ…、インマルツ…」
悪魔のような鋭い眼差しで、ローズマリーは一心不乱に呪文を唱え続けた。
「ズワール…、ハイナス…、エノフトフィン…」
呪文を唱える口調に益々、力が入って来る。
「ハルバシア…、アラパサンダ…、ルシード…、アインスパイン…
…
魔王スペルダーよ…
我の力を、妹に分け与える事を許したまえ!
エリザベスの復活を願いたもう!」
この時…
人形騒動はまだ、終わっちゃいないんだ」
「そう、まあだ終わっちゃいない。キャロラインはともかく、ローズマリーが僕たちの身近にいるんだから尚更だ」
―悪夢の再来!―\r
ルークはかなり不安になったが、すぐに冷静になった。
「でも、そう…心配する事はないぜ」
「心配する事はないって?」
「ローズマリーが現れたとしても、警察の特殊部隊がやっつけてくれるさ。エリザベスを砲撃で倒したようにね」
「ローズマリーを甘く見ない方がイイ。
ネット資料に依ると、ヤツは3姉妹の中で、特に霊力が強くて性格が荒いと言うんだ」
「特殊部隊の砲撃じゃあ、歯が立たないって言うのか?」
「どうも、そんな可能性も有り得る」
「そんな事はないだろう?」と、言いつつ…
内心では冷静な気持ちが吹き飛び、余計に不安が増してきた。
ジョージの勘は意外と当たるのだ。
一刻も早く、アースルやモグレ警部に知らせなくてはならない。
ルークやジョージが深刻な思いになっている同じ頃…
例の場所では…
―――――――――\r
エリザベスが入っているガラスケースの蓋に手を当てるローズマリー。
青白い光が放射され、エリザベスのバラバラの体を包み込んでいる。
「スワミ…、アラパサンダ…、ルヴィーナ…、インマルツ…」
悪魔のような鋭い眼差しで、ローズマリーは一心不乱に呪文を唱え続けた。
「ズワール…、ハイナス…、エノフトフィン…」
呪文を唱える口調に益々、力が入って来る。
「ハルバシア…、アラパサンダ…、ルシード…、アインスパイン…
…
魔王スペルダーよ…
我の力を、妹に分け与える事を許したまえ!
エリザベスの復活を願いたもう!」
この時…
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