風船と、恋心。
あっ…風船。
青く澄み渡る空に、真っ赤な風船。別にどうってことない風景なのに、何故か視線を逸らせない。
何処に飛んでくのかな。
いつしか、知らない間に私はその風船を追い掛けていた。
徐々にそれは地面と距離を開いてく。手を伸ばしてみたが、届かない。まるで…。そう、それはまるで今の私の恋のようだ。
あなたはいつも私の前を歩いてた。だから、私はいつもあなたを追い掛けた。だけど、何度手を伸ばしたって届かない。
分かっては、いることなのだけれど…。
風船は尚も空に近付こうとしている。
私を置いて…。 終
青く澄み渡る空に、真っ赤な風船。別にどうってことない風景なのに、何故か視線を逸らせない。
何処に飛んでくのかな。
いつしか、知らない間に私はその風船を追い掛けていた。
徐々にそれは地面と距離を開いてく。手を伸ばしてみたが、届かない。まるで…。そう、それはまるで今の私の恋のようだ。
あなたはいつも私の前を歩いてた。だから、私はいつもあなたを追い掛けた。だけど、何度手を伸ばしたって届かない。
分かっては、いることなのだけれど…。
風船は尚も空に近付こうとしている。
私を置いて…。 終
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