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また明日へclimax編?

[472]  うりぼう  2008-12-06投稿
私の手は震えていた・・・・・・

観覧車が恐いからではない・・・・・・

大好きな智弘クンのオーディション結果が・・・・・・


合格だからだ!!!
『智弘クン!!ごっ合格だよ!!すごいすごい!!私の目の前に居る人はもはや、芸能人だよ!!すごいすごいすごい。』


私のこの大きな行動には訳があった・・・・・・

私の結果を見ている智弘クンが・・・・
全然嬉しそうな素振りをしていない。
『智弘クンこのあとパーッとパーッと合格パーティーやろうか!!』

智弘クンはじっと私を見ながら、何度も口を開こうとした。
そのたびに私は、智弘クンおめでとうを連呼した。

『智弘クンはやっぱり凄い。智弘クンには才能が溢れてるんだよ!私、智弘クンを応援するよ!きっと時代の中心になるんだよ!智弘クンは智弘クンは・・・』

智弘クンは私に近づき、そして私をギュッと抱きしめた。。。。


『ゆり。。。僕の大好きな人・・・・・・君が悲しい時は僕も悲しいんだ・・・一緒に頑張ったもんな・・・あれだけ頑張ったなら、今・・・・・・今くらいは泣いてもいいんだよ』

わたしは・・・・・・頭が真っ白になり、覚えているのは二つ・・・


智弘クンのぬくもりと、冷たく流れる涙の味・・・・・・



あれから二人で海を見ていました。どれ位時間が立ったのだろうか。そんなに長い時間は立ってないだろう。私にだけ長く感じたのかも知れない・・・・・・

不意に智弘クンは立ち上がりこう言った!!

『ゲーセンのゲーセンのカートレース!!ゲーセンのカートレースで負けた方が、何でもひとつ言う事きく!!ってのに乗らないか。』

満遍の笑顔だ。私は何故カートレースと思ったが、

『いいよ!負けないよ!絶対に負けないんだから!!』


私も満遍の笑顔を智弘クンに向けて放った!

3 2 1 GO!!!

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