檸檬哀歌??
私はもやもやしたまま、車を降りた。
「ありがとうございました」「じゃ…またな、玲」
何かいいかけて私は口をつぐんだ。
部屋にあがっていきますか…なんて今言ったらどうなるんだろう?部屋には猛がいるかもしれないし、いなくても猛は合鍵を持っているんだ。
今夜先輩を部屋にあげ、何もないなんて自信…ない。
先輩の車は帰っていった。
自分の部屋を見上げると真っ暗だった。
猛…いないんだ。
気が付けば…私は先輩に電話していた。
「はぃ」
「もう家ですか?」
「いや、まだだよ」
「…先輩…」
「玲…?」
「私…」
「今からいくよ、そっちに」「…はぃ」
私達は近くのコンビニで待ち合わせた。
私は、もうどうしていいかもわからなかったし、考えることも出来なかった。
しばらく宛てもないドライブをして…先輩が尋ねる。
「うちにくるか?」
私はうなづいた。
きっと電話をかけた時からこうなることわかってた。
先輩の部屋は意外にも少しちらかっていて、私の知らない先輩の一面を見たような感じだった。
「ゴメンな、汚くて」
「いぇ」
「まっ…座って」
と、白いソファーを指差し「コーヒーでいいか?」
「はぃ」
そう言ってコーヒーをいれてくれた。
「ありがとうございました」「じゃ…またな、玲」
何かいいかけて私は口をつぐんだ。
部屋にあがっていきますか…なんて今言ったらどうなるんだろう?部屋には猛がいるかもしれないし、いなくても猛は合鍵を持っているんだ。
今夜先輩を部屋にあげ、何もないなんて自信…ない。
先輩の車は帰っていった。
自分の部屋を見上げると真っ暗だった。
猛…いないんだ。
気が付けば…私は先輩に電話していた。
「はぃ」
「もう家ですか?」
「いや、まだだよ」
「…先輩…」
「玲…?」
「私…」
「今からいくよ、そっちに」「…はぃ」
私達は近くのコンビニで待ち合わせた。
私は、もうどうしていいかもわからなかったし、考えることも出来なかった。
しばらく宛てもないドライブをして…先輩が尋ねる。
「うちにくるか?」
私はうなづいた。
きっと電話をかけた時からこうなることわかってた。
先輩の部屋は意外にも少しちらかっていて、私の知らない先輩の一面を見たような感じだった。
「ゴメンな、汚くて」
「いぇ」
「まっ…座って」
と、白いソファーを指差し「コーヒーでいいか?」
「はぃ」
そう言ってコーヒーをいれてくれた。
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